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渤海国 東アジア古代王国の使者たち 講談社学術文庫1653
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渤海国 東アジア古代王国の使者たち 講談社学術文庫1653

上田雄(著者)

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渤海国 東アジア古代王国の使者たち 講談社学術文庫1653

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 2004/04/10
JAN 9784061596535

渤海国

¥1,155

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2010/05/28

学生の頃、歴史の教科…

学生の頃、歴史の教科書や地図に渤海とでているのを見た事やそれが時代で広さが変わっていた事を思い出しました。授業で習った覚えがなかったような気がします。西欧中心の世界史、それも地中海中心だったのかもしれません。渤海とはどのようなくにであったのか、自分の知識の少なさが多少ですが、増す...

学生の頃、歴史の教科書や地図に渤海とでているのを見た事やそれが時代で広さが変わっていた事を思い出しました。授業で習った覚えがなかったような気がします。西欧中心の世界史、それも地中海中心だったのかもしれません。渤海とはどのようなくにであったのか、自分の知識の少なさが多少ですが、増すことができたようです。漢文はこの時代の国際語であったこともよくわかりました。

文庫OFF

2025/01/13

図書館で借りた。 世界地図で見ると、「渤海」とは遼東半島と山東半島の間にある海のことである。また「遣唐使」というのはほとんどの日本人が「白紙(894年)に戻そう~、けんとうし!」で知っており、かつて日本の奈良時代・平安時代に当時の中国に派遣して学んだという事である。そのほぼ同時期...

図書館で借りた。 世界地図で見ると、「渤海」とは遼東半島と山東半島の間にある海のことである。また「遣唐使」というのはほとんどの日本人が「白紙(894年)に戻そう~、けんとうし!」で知っており、かつて日本の奈良時代・平安時代に当時の中国に派遣して学んだという事である。そのほぼ同時期に「遣渤海使」として、「渤海国」という国に日本人を派遣していたというのはそこまで知られていない。しかも回数も多く、10数回と遣唐使と同規模で派遣されていたという。そんな渤海国を学べる本だ。 「渤海」という国名は、当時の唐(首都は長安)から見た、「あっちの海の方の国」というニュアンスがある。また、建国当初は「振(または震)」と名乗っており、それは東方を意味する国名で、中国(唐)に対し、「おたくは西の太陽が沈む国、うちは東の太陽が昇る国」という意味があるそうな。それを読んで少し興奮した。「えぇっ!それって日本と全く一緒じゃないか!」親近感を抱いて、興味深く読むことができた。 中国周辺史も中々興味深い。星4つ。

Posted by ブクログ

2020/01/17

現在の北朝鮮から中国東北部およびロシア沿海州に広がる地域にかつて二百年もの間繁栄した国があった。それが渤海国である。もと高句麗の地に建国し、奈良朝、平安朝の日本と外交関係を持っていた。渤海国と日本の宮廷人とのあいだで漢詩の贈呈など華麗な外交交際があったという。最初は共通の敵である...

現在の北朝鮮から中国東北部およびロシア沿海州に広がる地域にかつて二百年もの間繁栄した国があった。それが渤海国である。もと高句麗の地に建国し、奈良朝、平安朝の日本と外交関係を持っていた。渤海国と日本の宮廷人とのあいだで漢詩の贈呈など華麗な外交交際があったという。最初は共通の敵である新羅への対抗で日本に派遣されてきたが、後半期には経済的交流と文化的交流になったようだ。渤海からは毛皮が持ち込まれ、日本の絹製品、綿製品との交換が望まれたようだ。926年、繁栄して文人化した渤海国は契丹の侵略であっという間に滅亡してしまった。

Posted by ブクログ

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