ナ・バ・テア

森博嗣(著者)

• 販売会社／発売会社: 中央公論新社/
• 発売年月日: 2004/06/25
• JAN: 9784120035418

商品レビュー

2010/01/19

引き込まれる

[abtm]

戦闘機乗りの子供たち、キルドレ。そのひとり、クサナギの物語。時間は『スカイ・クロラ』よりも前に遡る。棺と同義である戦闘機に身を置き、鮮やかに空を駆けるクサナギ。空と地上、両方でのドラマが始まる。

2024/03/06

私はスカイクロラから読み始めてしまいましたが、最近読んだ記事で、時系列的にはスカイクロラが一番最後、と言うことと、良い考察を読んだので再読したくなっている作品です。(2024.3)
この辺りは続きを欲してひたすら読み進めていた記憶があります。笑

2023/04/17

不思議な本。
見事に騙されたけどクサナギさんの過去(新人時代は張り切ってたんだなあと思っていたらカンナミではなかったという)。
スカイクロラの草薙水素のイメージとはだいぶん違う。笹倉と気軽な関係だったのだなあ。何故あそこまでメンがヘラったのかは、分かるような分からないような…。
空に救いを求めていて、でも段々と地上の「人間社会」「女であること」に縛られていく様には、変な快感があるな。悲しいはずなのに。