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母のない子と子のない母と 小学館文庫新撰クラシックス
660円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館/ |
発売年月日 | 2004/09/06 |
JAN | 9784094042139 |
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母のない子と子のない母と
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母のない子と子のない母と
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
獅子雄と名付けた子ども、夫を亡くした「おとらおばさん」。 母親を亡くした「チロちゃん」。 話の大筋は、おとらおばさんがチロちゃんを預かり、育てる、そんな中、チロちゃんのお父さんが復員してくる。 戦争でひどい目を見たもの同士、よりあつまって暮らすのも良かろう、と一緒に暮らす、そんな話。 おとらおばさんの、こどもに対する優しく厳しい眼差し。 みんなでこどもを育てていく、そんな時代の話は懐かしい気持ちになる。
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とても読みやすい本でした。戦争の時の話なので、難しいかもと意気込んでましたが、夏の暑い日に、ちょうど良く風に当たったようなさわやかな気持ちになりました
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戦争は家族というコミュニティの根幹すらも変えてしまった。それを教えてくれた作品。旦那と子供が戦死して一人未亡人となった「おとら小母さん」。戦争で父親を亡くし、病気で母親を亡くした遺児たち。そうした「母のない子と子のない母」は、全国に五万といたことだろう。小豆島を舞台に展開される人...
戦争は家族というコミュニティの根幹すらも変えてしまった。それを教えてくれた作品。旦那と子供が戦死して一人未亡人となった「おとら小母さん」。戦争で父親を亡くし、病気で母親を亡くした遺児たち。そうした「母のない子と子のない母」は、全国に五万といたことだろう。小豆島を舞台に展開される人情あふれる情景に、子供目線と大人目線の双方から、悲しくも生きていかなければならない事実への向き合い方を考えさせてくれる。
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