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氷河期を生き抜いた狩人 矢出川遺跡 シリーズ「遺跡を学ぶ」009
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氷河期を生き抜いた狩人 矢出川遺跡 シリーズ「遺跡を学ぶ」009

堤隆(著者)

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氷河期を生き抜いた狩人 矢出川遺跡 シリーズ「遺跡を学ぶ」009

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新泉社/
発売年月日 2004/09/10
JAN 9784787704399

氷河期を生き抜いた狩人 矢出川遺跡

¥1,650

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2021/11/23

矢出川遺跡(長野県南佐久郡南牧村にある旧石器時代の遺跡) 日本旧石器学会 http://palaeolithic.jp/index.htm 南牧村美術民俗資料館 http://www.ytg.janis.or.jp/~bijyutsu/ 八ヶ岳旧石器通信 http://www.a...

矢出川遺跡(長野県南佐久郡南牧村にある旧石器時代の遺跡) 日本旧石器学会 http://palaeolithic.jp/index.htm 南牧村美術民俗資料館 http://www.ytg.janis.or.jp/~bijyutsu/ 八ヶ岳旧石器通信 http://www.avis.ne.jp/~tsutsumi/ 24500年前の姶良カルデラの火山灰あり。 22000年前-16000年前はナイフ形石器や尖頭器(AT火山灰降灰直後の後期旧石器時代後半期初頭の石器群) 14000年前-12000年前は細石刃(後期旧石器時代の最終末期) 細石刃の平均的な大きさは長さ2.8cm、幅0.55cm。押圧剥離と矢出川技法、湧別技法。矢出川技法は西南日本に広く見られ、湧別技法は北海道から東北にかけての東日本にみられる。東西の細石刃文化の交差点。細石刃、細石刃石核ともにベスト3以内の量。細石刃生産のための補給基地としての拠点的機能。 781点の細石刃石核が出土、1792ヶ所の細石刃遺跡の中で最多。 細石刃遺跡の密集地域は、北海道東部、中部高地から南関東、北九州、南九州。 湧別技法はシベリア、北海道経由でもたらされたらしい、矢出川技法は日本独自っぽい。 基本は狩猟採集生活、植物食料と中型獣狩猟。縄文時代前にはヘラジカ、ナウマンゾウなど大型獣は絶滅。 黒曜石、安山岩、サヌカイトなどの石材資源、チャート、水晶。9割が黒曜石を使用。 出土した黒曜石の産地分析では、20%が星ケ台、12%が産地不特定、34%が神津恩馳島。 冬場は南関東などへ移動、それ以外は野辺山高原でキャンプ。 相模野台地の細石刃文化遺跡の黒曜石は、51%が信州産、21%が伊豆・箱根産、28%神津島産。 寒冷から温暖化へ、土器の登場、季節的な標高移動生活から定着定住へ、簡易家屋から竪穴住居へ。

Posted by ブクログ

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