商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川春樹事務所/ |
発売年月日 | 2004/08/18 |
JAN | 9784758431217 |
- 書籍
- 文庫
熱波
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熱波
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商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
沖縄を舞台にキャリア官僚が事件に巻き込まれていく話。 台湾マフィアやらCIAやら米軍やら豪華な面々が登場し、若干現実離れしている感は否めませんが、所々リアルというか、核心をついていておもしろい。 「神々の遺品」に続き、今野敏なかなかおもしろい!
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沖縄問題に真っ向から切り込んだ本書。 書かれたのは少し前だが、今のこの展開を作者が読み切れたのか聞きたいところだ。 話がやや浮世離れしているようにも見えてしまうのは、私が「うちなんちゅ」ではないから、それだけだろうか。 凄くリアリティに溢れているのだが、どこかハリウッドの...
沖縄問題に真っ向から切り込んだ本書。 書かれたのは少し前だが、今のこの展開を作者が読み切れたのか聞きたいところだ。 話がやや浮世離れしているようにも見えてしまうのは、私が「うちなんちゅ」ではないから、それだけだろうか。 凄くリアリティに溢れているのだが、どこかハリウッドの映画を見るような綺麗な収まり方がしっくりこない。中盤のミステリアスな部分と終盤にかけての盛り上がりが面白いだけに残念。 今も直面し、震災のどさくさに紛れて表面化しないこの問題に、日本人はいつまでも縛り付けられなければならないんだなあ。 どの道が日本にとって、沖縄の人にとって良い事なのか。 真剣に考えていないとお役人を非難する気持ちは凄く良く分かるが、北方領土にしろ竹島にしろ、島国というのは本当に難しいと実感させられる。 どこの領土にも所属出来てしまえる「島」という形態に、身震いするような怖さを感じ取った一冊だった。
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キャリア官僚が切迫した現場に直面し、判断することの大切さに気付き、働く意味を会得していく。対比して描かれる様々な官僚たちの所作も非常に興味深く描かれていた。官僚組織の長所と短所を上手く描いた作品でした。
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