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地ひらく(下) 石原莞爾と昭和の夢 文春文庫
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地ひらく(下) 石原莞爾と昭和の夢 文春文庫

福田和也(著者)

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地ひらく(下) 石原莞爾と昭和の夢 文春文庫

814円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2004/09/01
JAN 9784167593032

地ひらく(下)

¥814

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みんなの感想まとめ
  • 石原莞爾の思想
  • 昭和の影響
  • 歴史的洞察
  • 平和へのビジョン
  • 軍事と平和の狭間
  • 戦争裁判の真実
  • 二・二六事件の背景
  • 満州事変の影響
  • 日本の未来を考える
  • 個人と歴史の交差点

歴史の中での個人の影響力とその思想の重要性を探る本作は、石原莞爾の生涯を通じて昭和の時代を描き出します。特に、彼の満州事変を起点にした後半生や、戦争裁判での受け答えは、読者に感動を与えます。著者は、石原を単なる軍事的天才としてではなく、平和への壮大なヴィジョンを持つ思想家として位置づけ、彼の視点から日本の進むべき道を考察しています。さらに、二・二六事件や太平洋戦争へと向かう日本の姿を描くことで、当時の世界史的な秩序の崩壊を背景にした洞察を提供しています。このように、本書は石原の評伝でありながら、昭和という時代の理解にも深く寄与する作品です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2024/12/21

ヨーロッパ諸国にとって、日中がその国運を賭して対決していることは、率直に云えば「迷惑」な話であった。マレー半島、インドシナなどに、広範囲な植民地をもち、中国にも多くの利権をもつイギリスとアメリカにとって、日中の全面戦争は、単純に植民地経済にとっての悪条件になるばかりでなく、植民地...

ヨーロッパ諸国にとって、日中がその国運を賭して対決していることは、率直に云えば「迷惑」な話であった。マレー半島、インドシナなどに、広範囲な植民地をもち、中国にも多くの利権をもつイギリスとアメリカにとって、日中の全面戦争は、単純に植民地経済にとっての悪条件になるばかりでなく、植民地維持の脅威になりかねない。

Posted by ブクログ

2022/06/04

満州事変首謀者にして、大東亜戦争開戦前に予備役編入となり、陸軍の表舞台から消え、東亜連盟運動に投じた石原莞爾の後半生。 1937年の盧溝橋前に四年に及ぶ停戦期間がある以上、1931年の満州事変以降を、一続きの15年戦争と呼ぶのは、史実に反し、満州事変はベルサイユ体制の終局と捉え...

満州事変首謀者にして、大東亜戦争開戦前に予備役編入となり、陸軍の表舞台から消え、東亜連盟運動に投じた石原莞爾の後半生。 1937年の盧溝橋前に四年に及ぶ停戦期間がある以上、1931年の満州事変以降を、一続きの15年戦争と呼ぶのは、史実に反し、満州事変はベルサイユ体制の終局と捉えるべき、という指摘は斬新だった。(筆者の独自理論ではなく、歴史学者のクリストファー・ソーンの主張だそう。) 戦争裁判における石原莞爾の胸のすくような受け答えは、感動を覚える。 構想力と未来を見通す力にあやかりたいものだ。 ファンも多いが敵も多い、こういう傑物がトップに立つことは多くはないのだろうが、そのもしもが大日本帝国陸軍で起きていたならば、その後の世界史の展開は大きく違っていただろう、と思えるようなスケールのひとでした。

Posted by ブクログ

2021/03/28

下巻では、石原が関東軍参謀の座を離れて内地に帰還して以降の歴史があつかわれています。 満州事変という石原の生涯で最大の事件が終わり、石原の足跡を追いかけることよりも、二・二六事件から太平洋戦争へと突き進んでいく日本のすがたをえがくことに、著者の主要な関心が向けられているように感...

下巻では、石原が関東軍参謀の座を離れて内地に帰還して以降の歴史があつかわれています。 満州事変という石原の生涯で最大の事件が終わり、石原の足跡を追いかけることよりも、二・二六事件から太平洋戦争へと突き進んでいく日本のすがたをえがくことに、著者の主要な関心が向けられているように感じます。 著者は、石原をたんなる軍事の天才としてではなく、人類の最終的な平和へ向けた壮大なヴィジョンをもつ思想家とみなそうとしているようなのですが、たとえば北一輝などの思想家たちとの対比を通してその思想の内実を明らかにするのではなく、世界史的秩序の崩壊という現実について透徹した見通しをもっており、そのなかで日本という国家の進むべき道を切り開こうとしていたことに、その理由を求めているようです。その意味で、本書は石原の評伝ではありますが、昭和という時代についての著者の解釈と一体のものとして、その石原の位置づけを理解する必要があるように思います。

Posted by ブクログ

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