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ニューオリンズの白デブ吸血鬼
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | アンドリュースプレス |
発売年月日 | 2004/10/05 |
JAN | 9784901868211 |
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ニューオリンズの白デブ吸血鬼
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
コレステロールを含む血液を飲むと吸血鬼も肥る タクシー運転手をしながら黒人を襲っていたが、ある日から別の黒人ヴァンパイアに家を焼かれて逃げるはめになる 協力してくれる友達を次々に喪いながらも、最終対決を迎える コウモリに変身した時、余分な質量は棺桶に残るという設定は面白い
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タイトルよりもハードボイルドタッチ。 しかもゴシックなヴァンパイアものでもある。 続編があるらしいが、「白デブ」で書籍検索して出てきたのがこれだけなので、和訳されていないのかなあ。読みたいなあ。
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「ジュールズ・ディジョンは、生まれも育ちもニューオリンズの白人ヴァンパイア。 ルドルフ・ヴァレンチノもかくやという美男子……だったのは、もう何十年も前のこと。 今では、世界一の高カロリーを誇るニューオリンズ市民の血液を飲み続けてきたせいで、 関節痛と糖尿病に悩まされる体重210キ...
「ジュールズ・ディジョンは、生まれも育ちもニューオリンズの白人ヴァンパイア。 ルドルフ・ヴァレンチノもかくやという美男子……だったのは、もう何十年も前のこと。 今では、世界一の高カロリーを誇るニューオリンズ市民の血液を飲み続けてきたせいで、 関節痛と糖尿病に悩まされる体重210キロの超肥満体。 それでも、タクシーを流しながら、ホームレスの血を吸う、気ままな生活をしていたが、 そんなある日、マリスXと名乗る黒人吸血鬼が現れ、ジュールズを街から追い出そうとする。 相手は黒人吸血鬼軍団。 ジュールズは数十年ぶりに自分の闇の"親"であるモーリーンと、 "子"のドゥードゥルバグに再会するが……」 衝動買いして、『サーズデイ・ネクスト』ぶりの久々の当たり。 主人公ジュールズは、バカでデブでオタク。 根拠のない自信とプライドだけは高く、まるで実行を伴わない。 ダイエットは明日から。 レコードとパルプ雑誌とアメコミのコレクターで、 火事になったら母親の写真よりもそっちを取りに行っちゃう…… って俺!? イタイというか、痛々しい物語。 非常に限定された人にしかわからないたとえだけど、 『ワイルドカード』のタートルと『ラブやん』のカズフサを足したような主人公。 アメコミの中でも、『キャプテン・アメリカ』が大好きで、 二次大戦中は、お国のために、自らも恐怖ずきんというヴィジランテになって、 国内の破壊活動家をやっつけていた(自称)。 ひいてはアメリカが勝ったのも自分たちのお陰、ということらしい。 そういえば、『俺はレッド・ダイアモンド』もパルプコレクターのタクシー運転手だったけど、 なんか、そう言うステロタイプがあるのかな? 仲間のモーリーンとドゥードゥルバグも魅力的。 マリスXがなんでジュールズを追い出そうとしたのか、 その真意がイマイチはっきりしないんだけど、それでも十分に楽しめた。 ヴァンパイアのシステムが科学的に解説されると思ったら、 エフィンジャーのワークショップの出だとか。 それにしても、『ニューオリンズの白ブタ吸血鬼』ていう邦題はださいなぁ。 原題通り、『FATWHITEVAMPIREBLUES』でカッコイイと思うんだけど。 ニューオリンズっぽいし。 これ読んで改めて、 ハードSFよりは『天使墜落』を 本格ミステリよりは『暗黒太陽の浮気娘』を ゴシックホラーよりは『ニューオリンズの白ブタ吸血鬼』を 選んじゃう自分に気づきました。 要するにオタク臭がぷんぷんする、というか痛々しいオタクマゾ小説が好きなのね(笑) そう言う人にオススメ。 真面目なヴァンパイア好きには否オススメ。
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