商品詳細
内容紹介 | 内容:溺死者の薔薇園 岩井志麻子著. 一千一秒殺人事件 恩田陸著. 一節切 花衣沙久羅著. 左右衛門の夜 加門七海著. 紅差し太夫 島村洋子著. 婆娑羅 霜島ケイ著. ついてくる 藤水名子著. 水神 藤木稟著. 長屋の幽霊 森奈津子著. 長虫 山崎洋子著 |
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販売会社/発売会社 | ホーム社/集英社 |
発売年月日 | 2004/08/26 |
JAN | 9784834250985 |
- 書籍
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怪談集 花月夜綺譚
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怪談集 花月夜綺譚
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商品レビュー
3.3
11件のお客様レビュー
10遍の短編で作家さんもそれぞれ違い、内容も書き方も全く違っていておもしろかったです。時代背景が明治以前で、現代の怖い話とはまた少し違う恐怖を感じるより昔の人の信心深さを感じるような読んでスッキリする話が多かったように思います。夏の夜にピッタリの本でした。
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タイトルと装丁に惹かれて。 目次や各作品のタイトルも雰囲気が統一されていてよかったです。 「左右衛門の夜」「ついてくる」が印象的でした。
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昔の怖い話のように語られるオムニバスの一冊。 個人的には、左右衛門(加門七海著)の夜と水神(藤木稟著)が気になった。 左右衛門の夜は、辻斬りを生業にしてる男、左右衛門が一晩を過ごそうと空き家に忍び込み、 そこが、以前、恋仲になって自殺された女の家だと気づく。 以前は辻斬りをなん...
昔の怖い話のように語られるオムニバスの一冊。 個人的には、左右衛門(加門七海著)の夜と水神(藤木稟著)が気になった。 左右衛門の夜は、辻斬りを生業にしてる男、左右衛門が一晩を過ごそうと空き家に忍び込み、 そこが、以前、恋仲になって自殺された女の家だと気づく。 以前は辻斬りをなんの罪悪感も感じずなかった左右衛門だが、 ある日を境に、死者の声が聞こえるようになる。 そしてその夜、聞こえてきたのは、あの女の声なのか。。。それとも。。 と、じわじわと暗闇からやってくる恐怖みたいな物を感じた。 水神は。。以前レビューした、恋都のきつねさんに出てくる話に似てた。 水の中には違う世界があって、そしてそこに1歩踏み込むと帰って来れない。。 興味本位で覗いてみたら大変なことになる。。。 おばあちゃんの言うことを聞かなかった子供たちが見たものとは。。 全体的にそう怖くはなかったのだが、江戸時代や昔の独特な陰気さや雰囲気は、 日本ならではのあのじめじめとしたやりきれない逃げ場のない、怖さがあった。 いろんな作家さんが読めるというとこでは良かったかな。
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