太平洋戦争の歴史 講談社学術文庫1669

黒羽清隆(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社
• 発売年月日: 2004/08/10
• JAN: 9784061596696

商品レビュー

2010/05/28

真珠湾攻撃から始まっ…

[文庫ＯＦＦ]

真珠湾攻撃から始まった太平洋戦争。日本軍の進撃と分岐点、そして敗退、終戦へとの課程をじっくり読みなおせる。

2015/07/08

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http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=all&category-mgz=all&materialid=10430545

2012/08/27

世界的な悲劇である第二次世界大戦。その中でももっとも大きな戦争の一つである太平洋戦争。戦争はなぜ起こり、どう経過したのかを知りたいと思いこの本を手に取った。経過については詳細な記述がありわかりやすい。戦争開始直後は真珠湾の奇襲成功などもあり日本軍が優位であった。シンガポール攻略、フィリピンへの進出など積極的に前線を拡大。しかしやがて物量・資源に勝るアメリカに巻き返され、敗北。という流れはしっかり整理されていて読みやすい。右にも左にも偏らないよう努力している点も評価できる。
一方、戦争が起こった原因についてはよく分からなかった。そこには「軍部の暴走」では済まされないものがあると思うのだが、いつまで経っても答えは出ないものか？　「民衆の熱狂」というのも。日本が戦争に突き進んだ大きな要素だと思うのだが・・・