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LOVE ARCHITECTURE
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KIKI(著者)

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LOVE ARCHITECTURE

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 TOTO出版/
発売年月日 2004/10/15
JAN 9784887062436

LOVE ARCHITECTURE

¥1,980

商品レビュー

4

6件のお客様レビュー

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2013/07/25

行きたい所がいくつも。 あけぼの子どもの森公園 江戸東京たてもの園 小出邸 日本民藝館 奈良 長谷寺 箱根 ポーラ美術館 神奈川県立近代美術館 葉山 西芳寺 松尾大社 大山崎山荘美術館 桂離宮 嵐山 河井寛次郎記念館 雲仙 島原 かんざらし 具雑煮 道の駅みずなし本陣 軍艦島

Posted by ブクログ

2012/02/19

建築を衒学的でなく語っているところが好印象。彼女時間で散歩を楽しめればもっといつもの風景も楽しくなるだろう。

Posted by ブクログ

2011/08/04

 個人的に、都市や建築が好きだ。といっても建築学等を専門的に学んだことなど全くないので、好きとっても街中を歩いていて構造物や建築物を眺めているのが楽しい、といったレベルである。  都市や建築の成り立ちにはその土地の風土が大きく関わっている。全く同じ土地が一つとしてないように、き...

 個人的に、都市や建築が好きだ。といっても建築学等を専門的に学んだことなど全くないので、好きとっても街中を歩いていて構造物や建築物を眺めているのが楽しい、といったレベルである。  都市や建築の成り立ちにはその土地の風土が大きく関わっている。全く同じ土地が一つとしてないように、きっと全く同じ建築というものも存在し得ないのだろう。  僕が生まれ育った沖縄という土地はまたこの国の中でもずいぶん特殊な風土を持つ土地であるようだ。そこらへん、もう去年の話になるが、沖縄県立博物館・美術館で2010年9月7日~10月3日にかけて開催された県民キュレーター展「ちゅくいむじゅくい 風土と建築展」で詳しく展示されていてとても面白かった。  台風の多い気候のせいか、海に囲まれた島の地盤のせいか、沖縄県内には巨大建築物というのはあまり見当たらない。高層ビルや高層タワーと呼べるようなものも特にない。だから僕は、他の土地を訪れた際に大きな建物など見つけると食い入るように見つめてしまう。  この本の著者であるモデル・女優のKIKIも、建築に魅了された一人だ。彼女が北海道から沖縄、香港からロサンゼルスまで、日本各地・世界各地の様々な場所を訪れた際に目にした建物を、彼女自身の手による写真やイラストによって拾い上げていく。そこに付されたエッセイには対象への愛情が溢れている。  彼女が訪れるのは公園やホテル、水族館に美術館など様々な場所だ。単なるタレントのにわか趣味だと侮るなかれ。武蔵野美術大学の建築学科を卒業しているというだけあって、彼女の建築に関する知識やデザインに対するセンスは実に深い。  そしてそこで重要視されるのは都市環境と建築を捉える「ランドスケープ」という概念。僕はあまり詳しくないのだが、本書によれば、 <優れたランドスケープとは、周囲の環境と協調性をもった建築が造られていること。環境建築ともいう。唐突に目立つ主張の強い建物も、それはそれでデザイン。けれども、例えば緑豊かな土地になにかを造ろうとするとき、周囲の環境を壊さないように、違和感のない建築を考えるのは当然のこと>(p11)  なのだという。建築物はそれ単体で存在している訳ではない、その土地にあってその土地の環境と一体となって存在している。大地でさえも創作の一部となる。  といってもこの本はそんな小難しい知識がなくても十分楽しめる。ウンチクや理屈抜きにして、美しい建造物の姿を眺めているだけでも日常とはかけ離れた気分になれる。  また建築物への視線だけでなく、その土地で見たものや考えたこと、感じたことを優しく繊細に綴っているので、旅行記・旅のエッセイとしても面白い。この本を読むときっと旅に出たくなるはず。  ちなみに沖縄・渡嘉敷島も取り上げられており、家族でヨットを楽しんだ際の事が書かれている。  あとがきで彼女は、<旅に出るのが好き。建物を見てまわるのが好き>(p187)と率直に気持を吐露している。そう、この本が特徴的なのは、若い女性の視点でランドスケープ・アークテクチャーが検証されている点だ。理論を踏まえた上で豊かな感性のもと素敵な建築を見つけていく。この視点は貴重な気がする。  だから、もしかしたらこの本がデートスポットのガイドにだってなり得るかも知れない。建築はいつだって人の暮らしの身近にある。そんな肩の力を抜いた建築の楽しみ方こそが、我々の暮らしを豊かに彩ってくれるのではないか。  この本は彼女の初の著作である。本書刊行に際したインタビューにおいて、彼女は<建物って、そのなかに人が入って、はじめて空間が生きてくるんです。意識して人のいる風景を選んでいるわけじゃないんですけど、写真を見返したときに、そこに人がいることで、すごくいい写真になったなと思うことはよくありますね>(webサイト「Photomore」より)と語っている。  生活の中にある建築。特別なカメラを使っている訳ではない。許可が必要な場所から建物を撮っている訳でもない。とても自然体で建築を楽しんでいる。  まあ正直、彼女のように日本中・世界中を自由に飛びまわる生活には庶民は手が届かないが、この本を見るだけでそんな気分になれるし、何より長年暮らしてきた地元の街にだって新たな視点を向ければ気になる建築がたくさんあるかも知れない。  しかし何だ、実際的なところ、建築というと建設利権とかどうも政治的なカネの匂いがする話題がついて回るものだけど、そんな汚い現実はいったん思考から追い出して、夢のある視点で建築を楽しみたいものだな。

Posted by ブクログ

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