商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 光文社/ |
発売年月日 | 2004/09/16 |
JAN | 9784334032708 |
- 書籍
- 新書
「極み」のひとり旅
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「極み」のひとり旅
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商品レビュー
2.8
6件のお客様レビュー
一人旅についてのエッセイ。豪華な旅先が多く、若者には共感しづらいかも。 一人旅のイイトコロ、考えたことなかった。こういう目的で旅に出るって、とっても贅沢なこと。そんなことしてみたいなぁ
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複数のひとり旅が紹介されており、参考になることが多かった。 この著者の考え方である、ひとり旅の食事は開店と同時に行く、というところなどは、まったく同じ考えで実践していたので、とても共感できた。 紹介されている都市も、今まででよかったなと思える都市ばかりだったので、ほかの著作にも触...
複数のひとり旅が紹介されており、参考になることが多かった。 この著者の考え方である、ひとり旅の食事は開店と同時に行く、というところなどは、まったく同じ考えで実践していたので、とても共感できた。 紹介されている都市も、今まででよかったなと思える都市ばかりだったので、ほかの著作にも触れたくなった。 著者の新しい考え方も吸収でき、次のひとり旅で試すのが楽しみになった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
普段の暮らしと切り離すからこそ、ひとり旅は愉しいのである。それは何も贅沢三昧をすることだけではない。寧ろその逆だって、あっていいわけで、日々の暮らし以上、いや、以下の質素な旅もまた愉しいのだ。恐ろしく狭い、安いビジネスホテルに泊まって、安居酒屋で詫びた杯を傾けることも又、ひとり旅の醍醐味である。(p.5) こじつけと言われても、自分の選択が如何に正しかったかを説き、無論自らもそう思い込むことにしている。旅先では決して不満を持たないようにする術を、僕は相田みつをの言葉から学んだ。「にんげんだもの」、「たびさきだもの」。だから僕の旅は常に愉しく、いつも大成功に終わるのである。(p.96) 思い出はあまりムキになって確かめないほうがいい。何十年もかけて、懐かしさと期待で大きくふくらませた風船を、自分の手でパチンと割ってしまうのはもったいないのではないか(p.160『父の詫び状』) 灯り、それは、人が生きている証である。火を燃やし、灯をともし、そこに人が生きていることを知らせる。人は人を恋する。人が生きる様を見て安堵し、寄り添いたいと願う。その象徴としての灯りを連ねることで、人恋しさを一層募らせ、人が人を恋することを後押ししてくれる。(p.262)
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