商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2004/10/10 |
JAN | 9784163596709 |
- 書籍
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昭和天皇 日々の食
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昭和天皇 日々の食
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商品レビュー
4
5件のお客様レビュー
以前文藝春秋で読んだ。皇室の事や、皇室の食事の事、こだわりの強さがよくわかります。 昭和天皇の人柄も伝わってくる。 料理人としての拘りも凄い。亡くなってしまったのが残念です。
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宮内庁の大膳職として、昭和天皇や現皇太子に食事を作ってきた著者の回想記のようなもの。さらに先輩格の中島伝次郎氏が記録してきた昭和天皇の日々の食事のメニューがもとになっているとのこと。 総じて、昭和天皇の食卓に並ぶふだんのメニューはそんなに豪華なものではない。昭和天皇自身もそれほど...
宮内庁の大膳職として、昭和天皇や現皇太子に食事を作ってきた著者の回想記のようなもの。さらに先輩格の中島伝次郎氏が記録してきた昭和天皇の日々の食事のメニューがもとになっているとのこと。 総じて、昭和天皇の食卓に並ぶふだんのメニューはそんなに豪華なものではない。昭和天皇自身もそれほど食にこだわる人ではなかったのではないかな。とはいえ、メニューは平凡でもしっかり手をかけて作られている。料理に入れる野菜の形をそろえたり、ほどよい温かさで食べてもらうためにかける手は並たいていのものではない。ただ、そうするのが大膳職の誇りでもあり、昭和天皇などもそうしたくなるような人物だったのではないかな。 面白いエピソードもいくつか。ふりかけが好きだったとか。天皇から聞かれないかぎりアドバイスするわけにいかず、天皇は出されたものを出されたままに食べることになっているために、葉をつけたまま柏餅を食べ「まずい」と言わしめた話などやっぱり普通の世界とは違うなあ。 これが皇太子となると、ずいぶん砕けてくる。年越しにラーメンを所望したり、朝食のパンを自分で焼きたいと言ったり、皇室も時代にあわせてどんどん変わっていることが伝わってくる。それでいて、皇太子や雅子さまの周囲への気配りは半端ではない。食事といえば人生の楽しみの一つだろうに、ある意味、こうも不自由というのは大変だろうな。
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天皇家の食は、一般庶民の食生活とはまるで異世界。 驚くようなことばかり。 以前縁あって今上天皇のお姉さま(厚子さま)へお料理をお出しするお手伝いをしたことがありますが、 お運びするときは、お膳を胸の高さに持ち上げたことを思い出した。
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