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ソラリス スタニスワフ・レム・コレクション
2,640円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 国書刊行会 |
| 発売年月日 | 2004/09/30 |
| JAN | 9784336045010 |
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ソラリス
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ソラリス
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商品レビュー
4.1
42件のお客様レビュー
人間以外の理性との接触、コンタクトについて、人間形態主義へのアンチテーゼの元祖ですよね。 それだけに理解が難しいですが、それでもやっぱり想像力を広げてくれる名著だと思いました。 ちゃんと読んだのは初めてです。 いろいろなSF作品が影響を受けているのがよく分かりました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
SFを読むならと勧められた本のうちの一冊。原作は1961年に発表されており、ちょうど60年前の小説ということになる。 今でこそ有り様が違うために理解することすらできない未知数の存在というのはフィクションでもまま見るけれども、これはその元祖といえる本なんだろうか。読み進めてずっと宇宙ステーションの中だけで物語が進んでいくので、一大スペクタクルを期待していた私は正直肩透かしを食らった気分だった。舞台はそれが過ぎ去った時代からスタートしている。 読んでいてなにより辛かったのは授業のような「ソラリス解説」だった。物語のソラリスについて、その研究歴史についてじっくりと説明される。これがなきゃ文量は半分で済んだんじゃないかというくらい書かれている。訳者解説が無かったら私はこの話の魅力の半分も理解できたか分からない。「ソラリスがどれだけ理解しようとしても未だ理解できない存在か」ということを理解するために、様々な面からアプローチがあったという事実を知ることは大切なのは分かるが、読み進めるのが大変だった。 「ソラリス」は言われるように、ミステリー、サスペンスホラー、ラブストーリーと多面的な要素を構造に組み込まれた魅力的な物語だと思う。だから読者によってそれぞれ違った受け取り方が可能だ。それこそ映画監督がソラリスから郷愁を見出して映画を作り上げたように。 けれどもこの本では、多面を要していてもそれぞれが十分にものを含んでいるとは言い難い、少なくとも私にとっては上記に挙げる要素のどれも物足りなかった。香り付けのように感じる。どちらかというとエンタメではなく、哲学的な要素が強い印象だ。 (思い出の中の彼女をトレスした「お客さん」が主人公ケルヴィンに彼にとっての彼女そのものの言動や行動を取ったことで、そして自己犠牲という判断をしたことで、彼女を愛する、または一人の人間の自我を見出したとして、愛しているのは結局自分もしくは自分の脳ではないのだろうか。本物の彼女はすでに死んでいる上に、愛着を持った始まりはそもそも外見、つまり思い出の人を模されたことによるものだ。抱く共感も、内心の想像も全て霞のようなものを相手しているに過ぎない。他者の存在しないそれが恋や愛だとは私は思えず、相手に対して不気味さが残るホラー色が強い。 私がケルヴィンだったら思い出の彼女を侮辱されたかのように感じて怒っていたかもしれない。けど愛着を持つ主人公の気持ちもよく分かる。 人の深層心理から汲み取ってみせるソラリスは、人によって恐怖の対象だろう。だからこそ他の研究者達が他人から酷く隠したりしていたのだと思う。他者の目に容易に映るようになってしまった思い入れのある存在が無遠慮に周りに認識されてしまうことは、人にとって恐ろしいことだ。 ソラリスの作り出した、その人にとって意識に強く残っている存在が、他人の目に映る時も人によって姿を変えずそのままというのも、不思議ではあるけれど) より温かみを感じたのは、翻訳された間接的な文章からも伺えるスタニスワフ・レムの冷徹さがありながら、理解不能のソラリスという存在に対して対峙を試みるラストへ物語が決着したということだった。 未知の存在に対して理解しようとする道を閉ざさないこと、排他的になってはならないこと、また「違う存在に対して自分や人の性質を投影し、共通を見出すことによって理解しようとすること」は本質から遠ざかりかねないことを徹底して描いている。骨太で、作者の信条を感じながらそれでいて読者に問いかけを投げてくれる、良い本だった。
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発見から数十年経過しても謎に包まれ、基地に送り込まれた人々は不思議な体験を続けている。 未知ゆえ、ソラリス学なるものも生まれるも解明には程遠い。 緻密に編み込まれたソラリス学に圧倒される。
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