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悪魔女教師・個人指導室 フランス書院文庫
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悪魔女教師・個人指導室 フランス書院文庫

伏見一輝(著者)

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悪魔女教師・個人指導室 フランス書院文庫

628

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 フランス書院/
発売年月日 2004/03/10
JAN 9784829612590

悪魔女教師・個人指導室

¥628

商品レビュー

5

2件のお客様レビュー

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2021/11/10

タイトルはどうかと思うけど?

この作者、本作をいれて二作品しかでていない。 あと、短編があったかな? 少年・少女の青春小説ともいえる佳篇であって、主人公ともおもわれる 少年の数年後のお話をも読んでみたい。 そう、思ったりもする。 この作者さんが存命であれば、ぜひに新作をのぞみたくおもう。

士門

2008/10/15

水準を遥かに越えた感動作

星5つじゃ足りない!官能小説の粋は完全に越えている。眩しいほど一途な主人公と過去の過ちから心に深い傷を負ったヒロインとの絡まり揺れ動く想いを軸に、周りの登場人物も遺憾なく活躍させ、現実的かつ大人らしい大団円に導く作者の手腕に驚愕する。なぜならデビュー作だから。タイトルのような悪魔...

星5つじゃ足りない!官能小説の粋は完全に越えている。眩しいほど一途な主人公と過去の過ちから心に深い傷を負ったヒロインとの絡まり揺れ動く想いを軸に、周りの登場人物も遺憾なく活躍させ、現実的かつ大人らしい大団円に導く作者の手腕に驚愕する。なぜならデビュー作だから。タイトルのような悪魔はいない。みんな一生懸命想い、悩み、そして行動する。生きてる。主人公の積年の想いを全て、本当に全てぶつけた一世一代のクリスマス・イヴはまさしく漢だった。主人公の本意を知りながら、主人公を応援すると言いながら実はずーっと片思いしているクラスメイトが、その想いを実に彼女らしく伝え、そして結ばれるシーンは官能小説のいやらしさを越えて感動的ですらあった。お互いが初めてを卒業するのだが、事を終えた後で双方が自然に「ありがとう」と言えるなんて素晴らし過ぎる。そして一見何の関係も無さそうな、ランジェリーショップの女主人というのが途中から出てくるのだが、これがまた後にみんなの重要なキーパーソンになる。みんなの悩みに耳を傾け、挫けそうになるのを励まし、道を示していく。この女主人無くして主人公のクリスマス・イヴも成し得なかったし、クラスメイトの想いも主人公に伝わらなかった。臆するヒロインの背中を押したのも彼女である。とりわけヒロインのところへの登場の仕方は見事と言うしかない。主人公への想いを一旦整理したクラスメイトの進路決定にもおそらく影響を与えたのであろう。当初は漠然と主人公と同じ大学を目指していたクラスメイトは最終的に自分の道を見つけて違う大学に進むのである。まさにスーパー女主人である。しかもその飾らない、あっけらかんとした性格で主人公を誘惑し、試着室での激しい情交も披露してくれる。肝心のヒロインだが、序盤での唐突な誘惑と、その後の、主人公を想像しながらの自慰がなんとも具体的で物凄くいやらしい。乱れた印象を持つが、それが過去の苦い体験と女の悦びが交錯した、複雑な思いからのものであることが後に描かれる。この物語は幾重にも重なり合った、それぞれの想いが行き交う人間模様を、時に初々しく、時に切なく、時に耽美に描く、まさにドラマである。だって、あれだけの全開を見せたクリスマス・イヴでクライマックスじゃ無いんだよ。さらにもう一捻りしてようやく終わるんだよ。長々とレビューを書いてきたが、まだこれっぽっちも全容を説明しきれていない。最後にもう一度言う。星5つじゃ足りない!

DSK

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