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エドワード三世
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エドワード三世

ウィリアム・シェイクスピア(著者), 河合祥一郎(訳者)

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エドワード三世

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白水社/
発売年月日 2004/12/16
JAN 9784560035887

エドワード三世

¥2,200

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2024/09/15

シェイクスピアはこれまで有名作は読んできたが、この際全作読んでやろうと、図書館で本作を借りてみた。シェイクスピア作では無いという説もあるようだが(恥ずかしながら知らなかったが)、訳者解説によると、シェイクスピアの他作品と同一の表現や思考が反映されていることから、全体的にシェイクス...

シェイクスピアはこれまで有名作は読んできたが、この際全作読んでやろうと、図書館で本作を借りてみた。シェイクスピア作では無いという説もあるようだが(恥ずかしながら知らなかったが)、訳者解説によると、シェイクスピアの他作品と同一の表現や思考が反映されていることから、全体的にシェイクスピアが関わっていることに疑い無いとのことで少し安心。 本作は大きく2つのストーリーに分かれると思う。王が、戦地に赴いている部下の妻へ求婚するシーン。その後のフランス本土での決戦。前者について、王のような人格者でも、一度、恋に落ちると盲目・愚かになってしまうことを巧みに表現されている。臨場感あふれる場面展開も面白かっった。後者では、当時の騎士道的考え方を、登場人物の話しぶりや身振りから体感できて面白かった。

Posted by ブクログ

2022/11/29

エドワード三世というより、その息子、エドワード黒太子の活躍が目覚ましい活劇物語。 書誌にあるとおり、「騎士道」という概念、イメージが、物語の中心にドシンと据えられていると感じた。一度敵方と約束したことは、たとえ自軍に不利な状況を招こうと、自らの命に変えても守り通さなければならない...

エドワード三世というより、その息子、エドワード黒太子の活躍が目覚ましい活劇物語。 書誌にあるとおり、「騎士道」という概念、イメージが、物語の中心にドシンと据えられていると感じた。一度敵方と約束したことは、たとえ自軍に不利な状況を招こうと、自らの命に変えても守り通さなければならない、といったような。それは結局、フランスの敗北を招いてしまうのだけれど、物語としては、爽やかな美しさがあった。

Posted by ブクログ

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