商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京大学出版会/ |
発売年月日 | 2004/03/19 |
JAN | 9784130520201 |
- 書籍
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社会情報学ハンドブック
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社会情報学ハンドブック
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
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関心のあるコミュニケーション、メディアにどうやってアプローチするのか、方法論を意識し、取捨選択をしていかなければならない。 インターンの現場で目にした問題を学問に落とし込んで、それを更にどうアウトプットするのかが自分に問われているのだと思う。実践的な問題にどう結び付けるのか。根本的な問題意識の明確化とそれに対応するアプローチとアウトプットをまとめないといけないのだと。
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• P143 マスメディアの持つ効果 ○ 議題設定能力:環境問題への関心 ○ 培養効果能力:人々の現実認識に対し、テレビの長時間視聴が長期的、累積的な影響を及ぼす • P198 インターネットパラドックス ○ ネットワークを拡大し、精神的に我々を豊かにしてくれないインターネット • P199 弱い絆仮説 ○ インターネット上で得られるコミュニケーションは日常的環境に埋め込まれたものではなく、その絆は現実世界での絆に比べて弱い • P201 富者富裕化モデル ○ 外交的で社会的サポートの多い人は、インターネット利用によってますます社会的利益を得る ○ Rich get richer model • P205 現代の社会的言説の運動は、複合的メディア環境の中で生成される • P207 ある一定の価値・理念や機能を実現したいという「目的」に応じて、「手段」となるソフトやハードの技術を縦横に組み合わせることで、インターネットそのものの形態や特性を柔軟に変えることができるという「アーキテクチャ」、すなわち固有の存在構造をもつインターネット • P207 インターネットはいわば《固定化された性格はない》のが特性 • P234 政治的な次元では正面から満たすことができないナショナルな矜持を、非政治的な技術的次元において代償的に満たすことを、科学技術立国は可能とした • P235 西洋という他者からのオリエンタリズムの眼差しは、テクノ・ナショナリズムが描く「自己」の姿の再確認へと回収される • P237 「アメリカ」は、敗戦後の集団的感情の空白に内的な説得力をもって滑り込んだのであり、戦後史を通じて日本人は「アメリカ」に対する欲望と反発を媒介にz子を再構築してきた • P246 エリートのよる主流の歴史的記述から排除されてきたサバルタンたちの自律的な領域を回復しようとするサバルタン研究の試み ○ サバルタンは、言説と権力構造の関係性の中で創出される。 ○ 「サバルタンは語ることができない」
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社会情報学という枠組みも確立していない、よく分からない学問分野のぼやっとした輪郭を掴め、その入り口となるような本。 あくまで入り口であって、この本を読むだけでは無意味だと思った。 本書収録のブックガイドを参考に方法論を吸収し、理解を深める必要がある。
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