商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ピエブックス |
発売年月日 | 2004/12/24 |
JAN | 9784894443907 |
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ひよめき
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ひよめき
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商品レビュー
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脳。 そこにあるのを誰もが知っていて、でもぼんやりとした形でしか意識しないもの。 美しく描かれるでもない、着色されて見せ場があるわけでもない。でもこの、無骨な物言わぬ「物体」が、じっと見ているとなにかを語りかけてくるようにも思えて、一度閉じたこの写真集を、なんどもなんども見直...
脳。 そこにあるのを誰もが知っていて、でもぼんやりとした形でしか意識しないもの。 美しく描かれるでもない、着色されて見せ場があるわけでもない。でもこの、無骨な物言わぬ「物体」が、じっと見ているとなにかを語りかけてくるようにも思えて、一度閉じたこの写真集を、なんどもなんども見直してしまった。 大西氏のほかの作品、たとえば「象の耳」の、ナマの色味をぎらりと切り取り、まるで押し付けるように突きつけられる作品群とはまったくちがい、あまりにそのままに、自然に、1つの静物画のように展開する脳の世界。 「象の耳」にあった、なまなましいまでの圧迫感は、息遣いは、生は、どこにいってしまったんだろう。 圧倒的な不安感にさえとらわれる、あまりにも突き放される写真集。 ただ無性にひきつけられる。 こわくて、遠くて、近い世界。 ずしんと来る底からの重圧感に、とまどいつつも。 大西成明氏のほかの作品はこちらから: http://crevis.co.jp/photographers/photographers_006.html 怖い写真もあるので気をつけてご覧ください。
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脳みその写真集です。 そのまんまですんで人間の中身はちょっと…て方にはおすすめできないのですが、私にとってはこういう本なかなかないので有り難いです。 お絵描きの参考になります。 ありのままの姿がとても愛しいです。
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