商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞社 |
発売年月日 | 2004/12/30 |
JAN | 9784022579690 |
- 書籍
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平家物語の女たち
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平家物語の女たち
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商品レビュー
3
3件のお客様レビュー
『宮尾本平家物語』を書き上げたあとに、宮尾さんが講演した内容に加筆を加えた1冊です。 一度は『平家物語』を読んだことがある人向けだけど、内容はかなり初級です。 サラっと読むのには良かったよ。 でも、正直言ってちょっと物足りなさもありました。 ま、サラっと読む本です。 サラっと...
『宮尾本平家物語』を書き上げたあとに、宮尾さんが講演した内容に加筆を加えた1冊です。 一度は『平家物語』を読んだことがある人向けだけど、内容はかなり初級です。 サラっと読むのには良かったよ。 でも、正直言ってちょっと物足りなさもありました。 ま、サラっと読む本です。 サラっとね(笑)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
大河ドラマの原作となった著者の「平家物語」に登場する女性たちを女性の眼で描いた短編の集まりです。池禅尼、常盤御前には随分厳しい評価である一方、平時子、明子(知盛の妻、私は名前さえ知らない人でした)の評価が高いのは著者の独特の解釈から来るものだと思いました。平家が滅びる際の女性たちを描く中で常盤が清盛に産んだ娘(義経の異父妹)能子が平家と運命を共にしようとするのは、史実かどうかは知りませんが、ドラマティックな人生ですね。TVでも描かれるのでしょうか?著者は「源氏物語」よりも「平家物語」が好きだとのこと。確かに登場する女性たちが自分をしっかりと確立した魅力的な女性が多く、男性による戦争・政治が主体だと思われる源平盛衰を描いた歴史文学の厚みを増しているかも知れません。日本が産んだ最高の叙事詩だと世界に誇れると心底思いました。このほか建礼門院徳子、祇園女御、小弁局滋子(時子の妹、後白河の女御)が印象に残る描かれ方をしています。著者が拘る安徳天皇の摩り替え説はちょっといただけませんが・・・。
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平家物語を全体的に読んでいましたが、一人ひとりの、特に女性をピックアップし視点を変えて読んだのは初めてだったので、発見が多かったです。 知らないとわからないところも多いでしょうが、最初にこの本を読んでも理解できると思います。 今度は復習で読みたいと思います。
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