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負けた者がみな貰う グレアム・グリーン・セレクション ハヤカワepi文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房 |
| 発売年月日 | 2004/12/15 |
| JAN | 9784151200304 |
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負けた者がみな貰う
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1955年刊のグレアム・グリーンの中篇小説。原題は“Loser Takes All”。邦題はそれを直訳している。慣用句“Winner Takes All”のもじりなのだが。 場所はモンテ・カルロ、新婚の二人が繰り広げる心理ドラマ。ホテルとカジノを舞台に、ふしぎな緊張感が最後まで続...
1955年刊のグレアム・グリーンの中篇小説。原題は“Loser Takes All”。邦題はそれを直訳している。慣用句“Winner Takes All”のもじりなのだが。 場所はモンテ・カルロ、新婚の二人が繰り広げる心理ドラマ。ホテルとカジノを舞台に、ふしぎな緊張感が最後まで続く。寓話のような展開と会話が読みどころ。映画化もされたらしい。『第三の男』の原作&脚本のグリーンなのだから、さぞやおもしろい映画だったに違いない(日本未公開)。 邦訳は56年。訳者は丸谷才一。会話の訳文が上品過ぎるように感じられる。なんだか、丸谷の最初のエッセイ集『女性対男性』中の男女の会話と同じ風味。
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さえない中年会計士が再婚するのに、その会社の社長が気紛れで高級リゾートに誘ったゆえに、ギャンブルにのめりこんでいく話。 雇われてるがゆえに、とんでもない気紛れに振り回される切なさや、どんどんギャンブルにのめり込んでいき、新婚の妻との関係もぎくしゃくしていく、その様の描き方が…...
さえない中年会計士が再婚するのに、その会社の社長が気紛れで高級リゾートに誘ったゆえに、ギャンブルにのめりこんでいく話。 雇われてるがゆえに、とんでもない気紛れに振り回される切なさや、どんどんギャンブルにのめり込んでいき、新婚の妻との関係もぎくしゃくしていく、その様の描き方が…やっぱ上手いよね、グリーンは。 グリーンは、作品をノベルとエンターテイメントって分けていたらしい。でもって、これは後者。 短編の類になると思うし、昨今の刺激ばかりが目立つようなものたちに比べると、おっとりとした古きよき時代のジェットコースター、いや観覧車、のようだけど、結末への着地が素晴らしい。もう完璧ですね。
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