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地球でいちばん過酷な地を行く 人類に生存限界点はない!
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地球でいちばん過酷な地を行く 人類に生存限界点はない!

ニックミドルトン(著者), 桑原透(訳者)

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地球でいちばん過酷な地を行く 人類に生存限界点はない!

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 阪急コミュニケーションズ/
発売年月日 2004/03/30
JAN 9784484041117

地球でいちばん過酷な地を行く

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商品レビュー

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2020/01/21

『もうひとつは一時間の最高降雨量(四二〇ミリ)である』―『世界で最も雨の多い街 マウシンラム(インド)』 近頃は、台風の季節になるとしばしば観測史上の降雨最高記録という言葉をよく聞くように思うけれど、あくまでそれはその「観測地点」での記録ということであって、日本の中での最高記録...

『もうひとつは一時間の最高降雨量(四二〇ミリ)である』―『世界で最も雨の多い街 マウシンラム(インド)』 近頃は、台風の季節になるとしばしば観測史上の降雨最高記録という言葉をよく聞くように思うけれど、あくまでそれはその「観測地点」での記録ということであって、日本の中での最高記録は「千葉県香取153ミリ(1999年10月27日)」ということになる。もちろん観測されなかった記録もあるのだろうけれど、多くの人が持つ実体験としての未曾有のゲリラ豪雨も、20年前の香取程ではなく、まして世界にはその3倍以上の雨が短時間に降ったところがあるという。頭では理解できても想像することさえままならないとはこのことだろう。因みにその場所は章題にあるマウシンラムではなく同じインドのアッサム地方の街チェラプンジ。その地方では年間降水量が一万ミリメートル、つまり10メートル以上も降るらしい。因みに日本の年間平均降水量はおよそ1.7メートルほど。日本もまずまず雨の多い国なのだなと再確認する。 情報はその場所に行かずとも手に入る。ネットを検索すればきれいに色分けされた地図を見ることも可能だ。それと同じように読んだだけで分かったように思えることも数多い。それなのにオックスフォードで地理を研究する著者は桁外れの場所を訪れ、できるだけそこの住民と同じことをしようと試みる。そして当たり前だがそうする事でしか理解出来ない何かがあることを発見する。ただそれだけ。だが、ただそれだけの事が如何に稀有なことか、旅行記を読んで満足しているだけの読者には決して解らない。 自分自身の手で触れてみて、試行錯誤を繰り返して納得することの重要性は、情報が氾濫する今だからこそ尚更強調されるべきことだと思う。自分で考えることをせずに、最初から答えを求める人の多さが、まわり回って現代社会に蔓延しつつあるポピュリズムや不寛容さを生む根本的な原因ではないかと思う。 かつてある奇才は「書を捨てよ、町に出よう」と言ったけれど、今なら差し詰め「ネットを断ち、図書館へ行こう」となるのかも知れない。そう言えば大学の黴臭い図書室で古い雑誌の論文の引用元を際限なく遡っていた時の、湿気を含んだ埃特有の粘着きが指先に甦る。今やそれとて通じない話になりつつある。

Posted by ブクログ

2012/12/06

世界で最も寒い街 オイミャコン(シベリア) 世界で最も乾燥している街 アリカ(チリ) 世界で最も暑い街 ダロル(エチオピア) 世界で最も雨の多い街 マウンシンラム(インド) これらの訪問記。現地に行って降雨量の30年間の計測データにこだわったり、妙なうんちくが多かったりと、早い...

世界で最も寒い街 オイミャコン(シベリア) 世界で最も乾燥している街 アリカ(チリ) 世界で最も暑い街 ダロル(エチオピア) 世界で最も雨の多い街 マウンシンラム(インド) これらの訪問記。現地に行って降雨量の30年間の計測データにこだわったり、妙なうんちくが多かったりと、早い話が地理ヲタである。イギリス人らしいなあ、って気がする。 私はこういうのが好きで、こういう旅行を実際にしたかったし、こういう本を書いてみたかった。 オックスフォード大の地理学教授ね。地理学って現役なんだ。 どこで間違ったんだろうな・・・

Posted by ブクログ

2012/09/16

以前NHKで放送したBBCのgoing extremesという番組の本だ。 http://en.wikipedia.org/wiki/Going_to_Extremes この番組はイギリス人特有のウィットに富んだ面白いものだった。その後NHKがパクリ番組を作ったがその差は歴然。天...

以前NHKで放送したBBCのgoing extremesという番組の本だ。 http://en.wikipedia.org/wiki/Going_to_Extremes この番組はイギリス人特有のウィットに富んだ面白いものだった。その後NHKがパクリ番組を作ったがその差は歴然。天と地ほどもある。 それはさておき、期待通り著者Nick Middletonは知性と教養に溢れウィットに富んだ語り口。面白くない訳が無い。 世界で最も寒い町 オイミヤコン 1月のシベリヤに行く。オイミヤコンに行く前にアンガルスクという町でセイウチクラブに混じってー38℃の地で氷を掘ってたキトイ川に入る。この件も大変面白い。 ロシア人というのは本当にウォッカを飲みまくると言うことに改めて驚いた。

Posted by ブクログ

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