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人生の物語を書きたいあなたへ 回想記・エッセイのための創作教室
1,980円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 草思社 |
発売年月日 | 2004/04/01 |
JAN | 9784794212948 |
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人生の物語を書きたいあなたへ
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商品レビュー
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「回想記」と呼ばれる自分の人生を物語とするジャンルの書き方指南書。著者が過去に行った講座の課題が各章で出され、生徒の作例等を紹介しながら、課題の意図を解説していく。多くの課題は、具体的な文章テクニックの紹介というより、書き手の人生が持っている「主題性」を掘り下げるためのものであっ...
「回想記」と呼ばれる自分の人生を物語とするジャンルの書き方指南書。著者が過去に行った講座の課題が各章で出され、生徒の作例等を紹介しながら、課題の意図を解説していく。多くの課題は、具体的な文章テクニックの紹介というより、書き手の人生が持っている「主題性」を掘り下げるためのものであった。 一番初めに出される課題は、自分が幼い頃に住んでいた場所の地図を書く、というもの。なるべく具体的に、過去の記憶を掘り下げ地図に書き込んでいく。はじめのうちは、自分が思っているほど細かい点を思い出せないのであるが、少しずつ地図を埋めていくうちに、自分にとってどういった場所が大事で、どういった記憶とその場所が結びついているかが分かるようになってくる。 前半の課題は特に、文章を書く、というよりも、自分自身の記憶や考え、価値観と向き合うことが大事にされる。それは、自分が表現したいことが何であるのかを発見するための作業である。 著者は、「回想記」を「作者の記憶から直接つくられた物語作品」だと定義して、ある人物の生涯を歴史に記した「回顧録」と区別している。記憶というのは曖昧で、それを物語とするときに、書き手のスタンスが表れる。 果たしてどこの誰かもわからない自分の人生に誰が興味を持つのか? 回想記を書くときに不安になるのは、この問いにぶつかるときだと言う。しかし、自分の回想記が、読むだけの価値のあるものになるかは、そこに描かれた人生に、どういった意味を見出すかによる。作者は、そうした「主題」を大切にするよう説く。 作品を書く、書かないにかかわらず、誰かの人生から、何かを学ぶ、そんなヒントを得られる本だった。
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今の自分が求める本ではなかった。ただ、この本の中で出される課題として「毎日書き、毎日読む」というのがあったが、振り返ってみると自分は自然とそれをしているなと少し自信にはなった
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烏兎の庭 第一部 書評 5.16.04 http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/yoko/writingy.html
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