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女は下着でつくられる わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい わたしのものよ 鴨居羊子コレクション1
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商品詳細
内容紹介 | 内容:わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい. わたしのものよ. 書物の豊穣 江國香織著. 解説 早川茉莉著 |
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販売会社/発売会社 | 国書刊行会 |
発売年月日 | 2004/01/20 |
JAN | 9784336046086 |
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女は下着でつくられる
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商品レビュー
4.8
6件のお客様レビュー
この人が、あの人生のどん詰まりにいるような暗い絵を描く鴨居玲のお姉さんだというのは驚き。でもどちらの作品もすばらしい。下着デザイナーの洋子さんのエッセイには、美しいものを作ろうと会社を立ち上げるバイタリティと同時に、のんびりのほほんとした味わいがあって、読んでてあきない。
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「わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい 」 「わたしのものよ 」収録 読み終わるのがもったいないので チビチビとチビチビと読んでいた鴨居羊子の全集。 おいしいお酒をちょっとずつ 味わって、瓶が空になるのを 先延ばし先延ばしして 飲むというより舌の上で転がして味わっ...
「わたしは驢馬に乗って下着をうりにゆきたい 」 「わたしのものよ 」収録 読み終わるのがもったいないので チビチビとチビチビと読んでいた鴨居羊子の全集。 おいしいお酒をちょっとずつ 味わって、瓶が空になるのを 先延ばし先延ばしして 飲むというより舌の上で転がして味わって、 それでもうすぐ飲み終わりそうだ あぁ後、どれくらいだろう? もうすぐなくなっちゃいそうだ…と考えても 飲まなきゃ良かった、とはちっとも 思わないんだなこれが、という感じだろうか と、分かりもしない 酒好きの気持ちのように思った。 甘露みたいでどうしてこんなにと思うほどおいしい 飲みたいけれど 何かの役に立てよう、自分の栄養に…なんて しみったれたことを考えちゃいけません、 そんないじましさは似合わない気がする ただ味わえばいい、知ればいい、と思う。 だけど欲を言うなら もう少し、もっと読んでたい 置いたそばからそう思うのも酒飲みみたいなんかしら。 『わたしわたしと自分のことばかりを書いて、 またあとがきでわたしは云々と言ったら、 わたしずくめで気が遠くなりそう。その上、題名がまた ”わたしのものよ”では欲張りのカタマリみたい。 でも死んでしまったみんなのため、無理にわたしを連発した。 でも生きている私のための義務でもある。~著者あとがきより引用~』 二人といない面白い人の話だけれど 一人の胸のうちに喜びも悲しみも そんなに簡単に一色ではないことも 教えてくれる。
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面白かった! 特に「わたしは驢馬に乗って下着を売りにゆきたい」の三章が好き。 ぶ厚い本だけれど、友達の話をうんうんだよねって聞いてる感じで案外すらっと読み終えてた。 このひとの文章、個性的で好きだわ。クセになる。 それにしても、古着の長襦袢を見ると「えっ昔の日本人はこんな奇抜な...
面白かった! 特に「わたしは驢馬に乗って下着を売りにゆきたい」の三章が好き。 ぶ厚い本だけれど、友達の話をうんうんだよねって聞いてる感じで案外すらっと読み終えてた。 このひとの文章、個性的で好きだわ。クセになる。 それにしても、古着の長襦袢を見ると「えっ昔の日本人はこんな奇抜な色柄ものを下着にしてたの?」ってびっくりするのに、洋装下着になると随分面白味のないものを昭和まで着けていたんだなぁ。 敗戦で弱ったものの、そもそも面白がりでユニークな遊び心を持っている日本人のために、鴨居さんの素敵な下着は復活するべくして生まれたのだと感じた。
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