商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 2004/02/13 |
JAN | 9784062122504 |
- 書籍
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バグダッドブルー
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バグダッドブルー
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(2006.04.10読了)(2006.03.11購入) 2003年2月~7月のイラクを取材した写真集です。前半が写真で、後半が写真を撮影した時の様子を記述した文章です。フォトエッセイといったところでしょうか。 写真は時系列に沿って掲載されているわけではない。だから、ドキュメンタ...
(2006.04.10読了)(2006.03.11購入) 2003年2月~7月のイラクを取材した写真集です。前半が写真で、後半が写真を撮影した時の様子を記述した文章です。フォトエッセイといったところでしょうか。 写真は時系列に沿って掲載されているわけではない。だから、ドキュメンタリーとか、報道ということではない。 2003年3月20日にアメリカによる、イラク攻撃が開始され、5月1日にブッシュ大統領により、戦闘終結宣言が出された。この前後のイラク国内の人々の様子が写真と文章によって、切り取られている。 現場にいないと見えないこともあるでしょう。現場にいても分からないこともあるでしょう。早くイラクの人々が平和に暮らせる日が来て欲しいのですが、2006年4月10日現在、内戦状態といわれている。イラク人同士が、憎しみもあらわに殺しあっている。イラク国外のイスラム原理主義者が入り込んで、宗派争いに油を注いで燃え上がらせているという情報もあり、混迷を深めるばかりだ。強力な政治指導者が必要だという人もいる。サダム・フセインに復帰してもらえばいいとでも言うのでしょうか! 著者は、戦場を駆け回っているカメラマンで、死ぬ覚悟はできているようだ。無茶はせず、生き延びて取材を続けて欲しい。 ●戦場のジャーナリスト(177頁) 泊まっていたホテルが米軍の攻撃を受け、ジャーナリストが数人死んだことを知った。ジャーナリストが死んだという事実は、私にとっては特に何の感情も呼び起こさなかった。戦争だから人が死ぬのは当たり前でもある。イラク人たちがたくさん殺されている現場で、ジャーナリストが安全であるはずもない。できうる細心の注意を払い、後は運を天に任せる。このくらいに考えないと、とても戦場に行く事はできない。 ☆関連図書(既読) 「最前線ルポ 戦争の裏側」村田信一著、講談社文庫、1999.02.15 著者 村田 信一 1963年生まれ 1985年海上自衛隊満期除隊 1990年から戦争の現場を取材・撮影 1996年講談社出版文化賞写真賞受賞 (「MARC」データベースより)amazon ハリウッド映画のように真実から遠い戦争と憎しみの彼方で、写真家が捉えたイラクで生きるということ-。孤高の戦争カメラマンが、イラクの真実を写真と文章で綴る。
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著者は報道ジャーナリストなのだが、純粋にイラクを、そしてイラクの人々を愛しているということがこの本から切々と伝わってくる。初期の生々しい写真から現在の写真へと移行していったことは自然なことだったのだろう。現場で撮り、その現場から発せられた真実かつ真摯な著者の言葉たち。いい本です。...
著者は報道ジャーナリストなのだが、純粋にイラクを、そしてイラクの人々を愛しているということがこの本から切々と伝わってくる。初期の生々しい写真から現在の写真へと移行していったことは自然なことだったのだろう。現場で撮り、その現場から発せられた真実かつ真摯な著者の言葉たち。いい本です。 まだこの本を読む前に偶然に村田さん本人にお会いしたことがあるのですが、物静かな、深く落ち着いた方でした(そしてそこはかとなくおもしろい。。。)。
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