趣味に生きる愉しみ 老年の過ごし方 知恵の森文庫

中野孝次(著者)

• 販売会社／発売会社: 光文社/
• 発売年月日: 2004/03/15
• JAN: 9784334782757

商品レビュー

2023/01/04

中野孝次さんの作品、ブクログ登録は5冊目になります。
本作を読んだのは、2008年9月なので、14年前になりますか。
当時は、著者の作品をよく読み、将来の日々の生活をイメージしたものです。

著者、中野孝次さん、どのような方かというと、ウィキペディアで再確認しておきます。

---引用開始

中野 孝次（なかの こうじ、1925年（大正14年）1月1日 - 2004年（平成16年）7月16日）は、日本の作家、ドイツ文学者、評論家。元國學院大學教授。主著に『清貧の思想』など。

---引用終了

で、本作の内容は、次のとおり。

---引用開始

「人は老年になってようやく、本来そうあるべき自分自身になることができる」（本文より）。生涯で初めて、すべての時間を自分だけのために自由に使うことができる、この贅沢！帽子、硯、万年筆、酒器など、身辺の品々の愛で方から、読書、囲碁、散歩など、老年ならではの人生の愉しみ方を、味わい深いエピソードと蘊蓄を交えて綴る。

---引用終了

2018/05/30

中野孝次　著「趣味に生きる愉しみ　老年の過ごし方」、１９９９．６刊行、２００４．３文庫化。定年後の過ごし方は２つのタイプに分かれるとか。積極タイプと消極タイプ。ともあれ、老年になれば、どこにも義理立てする必要もなく、自分本位で、ある程度、自分の好きなように生きられますね。著者は本著でご自分の贅沢な過ごし方を語っていらっしゃいます。私も妻の絶大な理解のもと、贅沢な日々を過ごしています(^-^)　ウォーキング、筋トレ・脳トレ、散歩、地域のイベント・講座、図書館・読書、花木・野菜、囲碁・将棋、愛猫、お酒、等々。