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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本経済新聞社/ |
発売年月日 | 2004/12/17 |
JAN | 9784532351281 |
- 書籍
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ガルブレイスわが人生を語る
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ガルブレイスわが人生を語る
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商品レビュー
5
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経済学者ガルブレイスの自伝。反骨精神・好奇心にみちみちた波乱万丈の人生。とても面白かったです。以下まとめ。 ルーズベルト政権時 ニューディール政策に参画 価格統制、WWW時の物価安定策の政策責任者として 米国がインフレ経済危機を起こすことなく乗り切ったこと 当時は大変な不人気で最も評判の悪いエコノミスト 社会科学は現実社会にどう役立つかで試されなければならない ケインジアンのきっかけ 1936 雇用利子及び貨幣の一般理論 大恐慌を回避するには重要なのは総需要。政府の積極的な行動によって需要の流れを増やすことで生産や雇用の水準を高めるることができる。 新聞記者の経験が文章をうまく書くコツを知る。 学者が書いた論文は難解なものが多いがテーマが難しく深遠だからではない。十分にその問題に考え抜けていないからか素人の世俗の世界と自分自身を異なる場に置いておきたいから難しく書いている 戦後の日本復興、高度経済成長は、イノベーションへの強い関心、優れた経営管理、よく訓練された労働力が大きな役割果たした。 国務省に勤務し、日独の二つの敗戦国の復興について勤めた。 しかし、もっぱらドイツの対応だった。日本は戦後も自らを統治することが可能だった。有能な官僚がそのまま残り、効率的に政府を運営できる能力あった。しかしドイツは違い、米英仏ソの四国で運営されていた。 途上国の経済発展に必要なことは、第一に教育、そして資金、三つ目は政府自身が強い意思を持って政策に取り組むことである。 日本には、人生の喜び、楽しみといった経済以外の側面をもっと重視する国になってほしい。GNPに向かいすぎた関心をGNE(国民幸福度の造語、現在でいうGNH)に向けるべきだと考える。フランス政府はそれほど安定的ではないが、芸術、料理など人生の楽しみを大切にする。 私はリベラルでも保守でもない、人間らしくありたいと思っているだけだ。
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リベラル派経済学者、J・K・ガルブレイスの自伝。この本が出版された2004年当時、ガルブレイスは96歳。現在生きているとすれば99歳のはずなんですがご健在なんでしょうか。ガルブレイスの生い立ちから職歴、論文、著書まで事細かに書いてあり、すごく勉強になります。彼は経済学者という肩書...
リベラル派経済学者、J・K・ガルブレイスの自伝。この本が出版された2004年当時、ガルブレイスは96歳。現在生きているとすれば99歳のはずなんですがご健在なんでしょうか。ガルブレイスの生い立ちから職歴、論文、著書まで事細かに書いてあり、すごく勉強になります。彼は経済学者という肩書きの他にジャーリスト、政治家のスピーチライター、大使、小説家と様々な職業経験があり、それぞれ克明に描かれているのでキャリア形成の勉強にもなります。オススメです。
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