メアリー・スミス

アンドレア・ユーレン(著者), 千葉茂樹(訳者)

• 販売会社／発売会社: 光村教育図書
• 発売年月日: 2004/07/17
• JAN: 9784895726405

商品レビュー

2024/07/20

2023年度　3年生 5分30秒
目覚まし時計が手に入りにくかった時代、イギリスのロンドンでは
寝ている労働者を時間通りに起こす｢目覚まし屋さん｣というお仕事がありました。
メアリー・スミスさんという方はこのお仕事をしていた実在の人物です。
早朝、吹き矢の要領で、各家々の窓ガラスに硬い豆を飛ばし、
その音で起こしていくという、とても原始的な方法です。
その命中率に子供達も｢すごいなー｣と感心している様子でした。
起こされた人は、窓から顔を出して、起きた事を合図しなければなりません。
朝、なかなか起きれない人がいるのは今も昔も変わらないみたいです。
今は便利になりましたが、朝一の起きた瞬間から、
人と人の繋がりを感じられる素敵なお仕事だなと思いました。

2024/01/19

世の中にはいろんな仕事、いろんな起き方がある…
飛んでいく豆を気にしないところがなんとなくイギリスっぽく感じました（棒で起こすタイプの人もいたとあとがきにありました）。
短くてスッと読め、絵・色使いもスッキリしていて好きです。

季節…なし
対象…低〜中
内容…仕事　めざまし屋　イギリス　ノッカー・アップ　豆とチューブ

2023/12/06

5'00" 本文
1'15" あとがき

目覚まし時計ごない時代
人を起こす仕事をしていた人の話。
実話。