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あくじゃれ 瓢六捕物帖 文春文庫
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あくじゃれ 瓢六捕物帖 文春文庫

諸田玲子(著者)

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あくじゃれ 瓢六捕物帖 文春文庫

759

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商品詳細

内容紹介 内容:地獄の目利き. ギヤマンの花. 鬼の目. 虫の声. 紅絹の蹴出し. さらば地獄
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2004/11/09
JAN 9784167677022

あくじゃれ

¥759

商品レビュー

4

12件のお客様レビュー

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2010/05/28

瓢六は科人だが、目利…

瓢六は科人だが、目利きで事件の本質を見抜く力があり、それを見抜いた与力は難事件の解決のため瓢六の力を借りることにする利用するという展開なので、本当の目利きはこの与力の菅野かもしれない。まじめ定回り同人篠崎とペアを組ませて、スマートな瓢六の推理をまじめな篠崎が裏付けをしてゆくうちに...

瓢六は科人だが、目利きで事件の本質を見抜く力があり、それを見抜いた与力は難事件の解決のため瓢六の力を借りることにする利用するという展開なので、本当の目利きはこの与力の菅野かもしれない。まじめ定回り同人篠崎とペアを組ませて、スマートな瓢六の推理をまじめな篠崎が裏付けをしてゆくうちに芽生える友情が見物。もてもての瓢六に対して、篠崎の恋の行方も心配で、篠崎の恋いを応援したくなってしまった。

文庫OFF

2010/05/28

瓢六は強請の罪でつか…

瓢六は強請の罪でつかまったのだが、中々の知恵者。そこで、時々牢から出して探索の手伝いをさせる事にしたのだが・・・堅物の同心とどうしてもそりが合わないと思ったら、少しづつ心の交流があり、段々と心が通い合っていく姿が印象的だった。続編も、早く読みたいと思う。

文庫OFF

2022/03/18

「諸田玲子」の連作時代小説『あくじゃれ 瓢六捕物帖』を読みました。 ここのところ、時代小説が続いています。 -----story------------- 牢屋敷に捕らわれの身の「世之介」ばりの色男「瓢六」と、無骨な同心「篠崎弥左衛門」との凸凹コンビが、難事件を次々に解決する...

「諸田玲子」の連作時代小説『あくじゃれ 瓢六捕物帖』を読みました。 ここのところ、時代小説が続いています。 -----story------------- 牢屋敷に捕らわれの身の「世之介」ばりの色男「瓢六」と、無骨な同心「篠崎弥左衛門」との凸凹コンビが、難事件を次々に解決する痛快譚 絶世の色男、粋で頭も切れる目利きの「瓢六」が、つまらぬことで小伝馬町の牢屋敷に放り込まれた。 ところが丁度同じ頃起きた難事件解決に「瓢六」の知恵を借りるため、与力「菅野一之助」は日限を切っての解き放ちを決める。 不承不承お目付役を務める堅物の定廻り同心「篠崎弥左衛門」との二人組による痛快捕物帖。 ----------------------- 1999年(平成11年)から2001年(平成13年)に、文藝春秋が発行する月刊娯楽小説誌『オール讀物』に発表された「あくじゃれ瓢六捕物帖」シリーズの第1作… 連載当時は『あくじゃれ瓢六』というタイトルだったようですね。  ■地獄の目利き  ■ギヤマンの花  ■鬼の目  ■虫の声  ■紅絹の蹴出し  ■さらば地獄  ■解説 鴨下信一 口も達者なら、手もはやい、「世之介」ばりの色男… しかも阿蘭陀(オランダ)語をあやつり博覧強記、さらに長崎で唐絵目利きを務めていたという、「瓢六」こと「綺羅屋の六兵衛」、、、 牢屋敷にとらわれの身ながら、堅物の定廻り同心「篠崎弥左衛門」や情婦の「お袖」と共に難事件をつぎつぎ解決してゆく… スカッと痛快、時代小説連作集。 着想が面白い痛快な捕物帳… 風采が上がらない男やもめの北町奉行所定町廻り同心「篠崎弥左衛門」と、対照的に色白細面で役者のような男前の悪党「瓢六」を中心とした登場人物のキャラクター設定が魅力的な作品でした、、、 「瓢六」が、小伝馬町の牢から1か月ごとに出たり入ったりするという設定は、実際には有り得ないんでしょうけどね… まっ、エンターテイメント作品だと割り切ることができれば、そこまで気になりませんでしたね。 以下、主な登場人物です。 「瓢六」  目利き上がりの博徒、入牢中 「篠崎弥左衛門」  北町奉行所の定廻り同心 「お袖」  芸者、瓢六の女 「八重」  賄い組頭の娘、弥左衛門の見合い相手 「菅野一之助」  弥左衛門の上役与力 「雷蔵」  牢名主、元力士

Posted by ブクログ

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