商品詳細
内容紹介 | 内容:白昼のジャンク. 皆殺しのベンツ. 夏のエンジン. 悍馬の前脚. ボーイ・ミーツ・ガール. 月影のトヨタ. 地図にないモーテル. インディアン日和. 冬のモータープール. バンドワゴン. 大きなミニと小さな夜. サンダーボルト・ホテル |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2004/11/09 |
JAN | 9784167691011 |
- 書籍
- 文庫
夏のエンジン
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夏のエンジン
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商品レビュー
2.7
3件のお客様レビュー
車を軸とした短編集。一部、同じ名前の登場人物や、よく似たシチュエーションが出てくるのは、連作になっているということか?ミステリだと思って読み始めたので、最初は訳がわからず。 1作1作は短く、3駅くらいの間に読めてしまう。ただ、何も残らないんだよね。文章は非常に語彙力があるようで...
車を軸とした短編集。一部、同じ名前の登場人物や、よく似たシチュエーションが出てくるのは、連作になっているということか?ミステリだと思って読み始めたので、最初は訳がわからず。 1作1作は短く、3駅くらいの間に読めてしまう。ただ、何も残らないんだよね。文章は非常に語彙力があるようで、「ほほう」と思わせられる表現がちょくちょくある。その点で☆1個分ある。ただ、肝心のストーリーの展開を、会話のやり取りだけで済ませてしまうところが多く、ものすごくのめり込んでいる作品でない限りは、サラサラと流れていってしまう。 ひょっとしたら流れていくのが狙いなのかもしれないが、せっかくいろいろと背景を作り上げたのが、もったいないんですよね。アメリカンジョークみたいな話ばっかり記憶に残ってしまった。
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いかにもクルマっぽいタイトルと表紙でありながら、五木寛之の「雨の日には車をみがいて」に比ぶべくもない。著者はクルマなんか好きじゃないと断言できる。 時代的は'60~'70年代が舞台となった話がメインなので、その頃を知らない自分にはノスタルジーを感じるわけでもな...
いかにもクルマっぽいタイトルと表紙でありながら、五木寛之の「雨の日には車をみがいて」に比ぶべくもない。著者はクルマなんか好きじゃないと断言できる。 時代的は'60~'70年代が舞台となった話がメインなので、その頃を知らない自分にはノスタルジーを感じるわけでもないし(逆にそれを感じられる読者なら、それなりに読めるものなのかもしれないが)、クルマは単に背景、大道具の範囲を出ていない。 久々に買って損したと後悔した1冊。
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ベレG、ビートル、ワーゲンのデリバン、マスタング、コロナGT5、ホンダS8、ミニ・クパー。それぞれが話の中でなかなかの役どころを与えられている。表紙のイラストも著者、この手の小説が苦手な人にはダメかも、ボクは好きだが。
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