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夏のエンジン 文春文庫
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夏のエンジン 文春文庫

矢作俊彦(著者)

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夏のエンジン 文春文庫

680

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商品詳細

内容紹介 内容:白昼のジャンク. 皆殺しのベンツ. 夏のエンジン. 悍馬の前脚. ボーイ・ミーツ・ガール. 月影のトヨタ. 地図にないモーテル. インディアン日和. 冬のモータープール. バンドワゴン. 大きなミニと小さな夜. サンダーボルト・ホテル
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 2004/11/09
JAN 9784167691011

夏のエンジン

¥680

商品レビュー

2.7

3件のお客様レビュー

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2016/05/24

車を軸とした短編集。一部、同じ名前の登場人物や、よく似たシチュエーションが出てくるのは、連作になっているということか?ミステリだと思って読み始めたので、最初は訳がわからず。 1作1作は短く、3駅くらいの間に読めてしまう。ただ、何も残らないんだよね。文章は非常に語彙力があるようで...

車を軸とした短編集。一部、同じ名前の登場人物や、よく似たシチュエーションが出てくるのは、連作になっているということか?ミステリだと思って読み始めたので、最初は訳がわからず。 1作1作は短く、3駅くらいの間に読めてしまう。ただ、何も残らないんだよね。文章は非常に語彙力があるようで、「ほほう」と思わせられる表現がちょくちょくある。その点で☆1個分ある。ただ、肝心のストーリーの展開を、会話のやり取りだけで済ませてしまうところが多く、ものすごくのめり込んでいる作品でない限りは、サラサラと流れていってしまう。 ひょっとしたら流れていくのが狙いなのかもしれないが、せっかくいろいろと背景を作り上げたのが、もったいないんですよね。アメリカンジョークみたいな話ばっかり記憶に残ってしまった。

Posted by ブクログ

2010/04/15

いかにもクルマっぽいタイトルと表紙でありながら、五木寛之の「雨の日には車をみがいて」に比ぶべくもない。著者はクルマなんか好きじゃないと断言できる。 時代的は'60~'70年代が舞台となった話がメインなので、その頃を知らない自分にはノスタルジーを感じるわけでもな...

いかにもクルマっぽいタイトルと表紙でありながら、五木寛之の「雨の日には車をみがいて」に比ぶべくもない。著者はクルマなんか好きじゃないと断言できる。 時代的は'60~'70年代が舞台となった話がメインなので、その頃を知らない自分にはノスタルジーを感じるわけでもないし(逆にそれを感じられる読者なら、それなりに読めるものなのかもしれないが)、クルマは単に背景、大道具の範囲を出ていない。 久々に買って損したと後悔した1冊。

Posted by ブクログ

2005/07/28

ベレG、ビートル、ワーゲンのデリバン、マスタング、コロナGT5、ホンダS8、ミニ・クパー。それぞれが話の中でなかなかの役どころを与えられている。表紙のイラストも著者、この手の小説が苦手な人にはダメかも、ボクは好きだが。

Posted by ブクログ

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