商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | あすなろ書房/ |
発売年月日 | 2004/11/30 |
JAN | 9784751521953 |
- 書籍
- 児童書
秘密の道をぬけて
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秘密の道をぬけて
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
逃亡奴隷を逃がすというグループに、田舎町のふつうの家族が使命感を持って参加しているのが、まず衝撃的でした。女の子の視点で語られていて、その場にいるみたい。
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- ネタバレ
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少し意地悪な言い方をすると、素直すぎて、先が読めてしまうお話。 でも、社会にある課題を学ぶためには良書。 ことに、今となっては「奴隷」などということが本当にあったこととは信じられぬ時代になり(本当に良かった!)、そのことがピンとこない世代に、「奴隷制度」って何だろう、ということを考えさせるのに良いきっかけになると思う。 また、話自体は、それほど捻りなくストレートだけれど、奴隷制度を形成したものに「言葉」がある、ということが、本当はとても深い意味を持つと思う。 『アルファベットは奴隷制度を廃止に追いやる。奴隷を奴隷のままにしておきたければ、読み書きは教えないことだ。—ハーバーズ・ウィークリー誌』 『知識を得た子どもは、奴隷にはとどまらない。ーフレデリック・ダグラス』 物語に先立つ、この二つの言葉が、重い。 …今の日本の現状に似てはいないか。
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カナダへと逃亡する黒人奴隷の家族を助ける白人一家。白人の少女アマンダが機転を働かせたり、勇気をふりしぼって助ける姿が印象的。黒人たちの逃亡を助ける「汽車」活動の史実をもとに、描かれているけれど、物語としてもおもしろく読めます。
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