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笑いの本地、笑いの本願 無知の知のコミュニケーション
3,080円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 以文社 |
発売年月日 | 2004/11/15 |
JAN | 9784753102389 |
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笑いの本地、笑いの本願
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笑いの本地、笑いの本願
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Pは、〜Pである。 笑い手が笑うに際して必要とされる認知上の条件として 1.先行発話者の発話を契機にしてであれ、発話しつつふとそれまで想定していなかった想定の浮上を契機にしてであれ、先行時点では想定もしていなかった<いまここでのわたしの想定:P>の設定のもとで、自己の認知環境の非...
Pは、〜Pである。 笑い手が笑うに際して必要とされる認知上の条件として 1.先行発話者の発話を契機にしてであれ、発話しつつふとそれまで想定していなかった想定の浮上を契機にしてであれ、先行時点では想定もしていなかった<いまここでのわたしの想定:P>の設定のもとで、自己の認知環境の非予期的な移行を経験する。 2.その<自己の認知環境での非予期的な移行>経験を、基礎レベルでの事態:不一致としてとらえ、その知に関する自他間の非対称性を視界におさめる の2条件が充たされなければならない。 笑いの「本地」は笑いの生起する場所のこと、「本願」は笑いの果たす
機能のこと。それを求めて著者が一貫してこだわり続けるのは、コミュ
ニケーションにおける話し手と聞き手の根源的な非対称性である。わた
しとあなたが想定する世界を、互いは互いに知らない。知らないが、 
あたかも知っているかのように見なし合いながら、会話は協調的に進行
する。が、相手の言葉から、あるいは自分で話すうちにふと浮上する、
わたしやあなたの想定についての「無知」の知を、ひとはあるとき一方
的に手にするのだ。そのときひとは、認知環境の予期せざる移行につい
ての突然の知を、「笑い」によって相手に告知する
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