きいろとピンク

ウィリアム・スタイグ(著者), おがわえつこ(訳者)

• 販売会社／発売会社: セーラー出版/
• 発売年月日: 2004/06/30
• JAN: 9784883301478

商品レビュー

2012/02/19

絵本だけど、ある程度年齢が上じゃないとテーマをよく考えられないだろう。

世界で起きることは偶然。でも、生きる人は過去の偶然に意味を与え、未来を選択していく。そうして自分の人生を、自らの手で、意味あるものにしていくのだろう。

2012/02/10

ふと目をさました２体の人形が、自分たちはなぜここにいるのか、どこから来たのかについて論じ合う。
はじめて読んだときは、ナンセンスなおかしさの印象が強かった。が、久しぶりに手に取ったら、なんとこれは「進化論か神による創造か」という話なのだった。おもしろい！オチも秀逸。来週６年生に読む予定。

2011/11/11

絵が可愛かったので読んでみました。

でも、1回読んだだけじゃよくわからなくて何回か読み直しました。

「われわれは　なにものなのか。どこから　きたのか。

みるもの　きくもの　すべて　驚異だ」

自分がどのようにしてできたのか一生懸命考えます。

「偶然」ときいろは言うし、

「誰かがこしらえた」とピンクは言います。

考えれば考えるほど哲学的な感じがします。