![闇を喰む(2) 焦土 角川文庫](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001270/0012704085LL.jpg)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 2004/11/24 |
JAN | 9784043754021 |
- 書籍
- 文庫
闇を喰む(2)
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闇を喰む(2)
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壮絶なドラマ。在日、共産党。組織に恋愛を決定される時、決定される側は、生殺与奪の権限まで奪われたロボットとなる。人を人と思わない、そうしたやり方が、奴隷や囚人、党人、一部宗教、あるいは人気商売などであり得るのだ。そうまでして、自由を売ってまで、何を守りたいか。売ってしまい、その判...
壮絶なドラマ。在日、共産党。組織に恋愛を決定される時、決定される側は、生殺与奪の権限まで奪われたロボットとなる。人を人と思わない、そうしたやり方が、奴隷や囚人、党人、一部宗教、あるいは人気商売などであり得るのだ。そうまでして、自由を売ってまで、何を守りたいか。売ってしまい、その判断をリセットしたいならば、壮絶な人生を送るしかないのだ。当然、生まれながらに、それを売られてしまった人たちも。
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在日二世の著者が苛烈な極貧生活の中で、やっと自分の居場所を見つけることができた。東京で日雇い労働者として働く彼は、仕事仲間のすすめで共産党員となる。しかし、疑問を持ちながらの党員生活にも在日朝鮮人排除という理不尽な党則から終止符が打たれることになる。信じていた党に裏切られ、精魂...
在日二世の著者が苛烈な極貧生活の中で、やっと自分の居場所を見つけることができた。東京で日雇い労働者として働く彼は、仕事仲間のすすめで共産党員となる。しかし、疑問を持ちながらの党員生活にも在日朝鮮人排除という理不尽な党則から終止符が打たれることになる。信じていた党に裏切られ、精魂尽き果てた彼に明日はあるのだろうか、最終章では一部の望みを描きながら彼の新しい門出を感じさせる。
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