商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2003/06/29 |
JAN | 9784582831603 |
- 書籍
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柳宗理エッセイ
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柳宗理エッセイ
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商品レビュー
4.1
9件のお客様レビュー
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白い陶器 「模様というものは本来手工業的なもので、合理的に生産される機械製品には、技術的にそぐわない。」 バタフライスツール イームズチェアの技術を元に試行錯誤し、結局、椅子になった。畳の上での使用を想定していたが、後に中央を凹ませ4点設置になり、世界中に広がった。
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★5つじゃ足りないくらい、すばらしい本に出会えた。これ1冊で美しいものづくりとはどのようなものかが理解できる気がした。 特に、父であり民藝運動の中心人物であった宗悦の考え方を、工業の中心が手工業から機械工業へと変遷する中でどのように昇華させていったのかについては興味深かった。直...
★5つじゃ足りないくらい、すばらしい本に出会えた。これ1冊で美しいものづくりとはどのようなものかが理解できる気がした。 特に、父であり民藝運動の中心人物であった宗悦の考え方を、工業の中心が手工業から機械工業へと変遷する中でどのように昇華させていったのかについては興味深かった。直近に宗悦の考え方に触れ現代社会にはなかなかそぐわないのではと疑問に感じていた自分に対して、ひとつひとつ疑問に答えてくれている感覚におちいった。 また、現代の生活の中にある美しいものを紹介している章では、形容が印象的だった。美しいものは「確かり(しっかり)」していて、「健やか」で、「ふっくら」しているという。この感覚は自分のものを見る感覚と非常にマッチしていた。誰しも本能的にはそうなのかもしれないが、余計なフィルターがかかったものの見方が多すぎるのかもしれない。 現代のものづくりにおいて、ぜひバイブルとなって欲しい一冊である。
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残念、自分にとって、内容が濃くて、期限内に読み切れなかった。 乞う!再挑戦! デザイナーは、感覚さえ研ぎ澄まされていればいいものばかりだと思っていた、浅はかな私。 著書は、柳宗理のコラムを色々集めたもの。 論理的に、技術的、民芸的、実験的、、、と、多岐にわたる視野にて、見つめられている文章の数々。 この間、初めて柳宗理のフライパンを真近で見る機会があったが、その美しさに目を心をとらわれました。 柳宗理氏の思想をかいま見られる、著書となっております。
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