商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社/ |
発売年月日 | 2003/08/06 |
JAN | 9784582831740 |
- 書籍
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「無言館」の坂道
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「無言館」の坂道
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父の実家が上田にあるので、無言館には何度か連れて行かれたことがあった。戦没画家の美術館ということは分かっていたし、説明がきも読んできたはずだったけれどあまり美術館について理解はしていなかった。 図書館で偶然目に入り手に取った一冊。無言館設立までのこと、少し離れて上田のことが書かれたエッセイ、ラジオのインタビューなどが収録されている。 画家一人一人に対しての想いがわかり、改めて足を運びたくなった。また、信濃デッサン館は行ったことがないのでそちらも行ってみたい。 前山寺にも足を運んだことがあるので鐘楼の話には驚いた。数年前まではなかったのものなのか。 また、駅前図書館の構想の話があり、現在はどうなったのかと調べると、しっかり本書刊行の一年後に上田情報ライブラリができている。 以下メモ--- もしこの美術館が個人の美術館ではなくお国が経営する施設だったら、私らは兄の絵を預けなかったかもしれません。なぜなら兄は、そのお国の命令で戦地で死んだのですから。 遺作を現在に遺すことさえ叶わなかった人の方が多い 「教育」と「個性」 おまえにもそんないいところがある という勇気を与えてやることこそが、親や教師の一番のつとめではないか 美しいものを見て、それと対話する心、鑑賞者の心を何より大事にしたい。自分の人生を心豊かに生きるという点では大切なもの。
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戦没画学生慰霊美術館「無言館」の窪島館長のエッセイ集。 著者自身が書いておられるが「無言館が存在し続けているのは、美術館の当主である窪島氏のスキャンダラス的な部分を併せ持った存在そのものにある」ことは間違いない。彼がいなければ無言館のようなユニークは美術館は存在しなかっただろう。
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