商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 法政大学出版局 |
発売年月日 | 2003/07/22 |
JAN | 9784588316128 |
- 書籍
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ヒロシマ
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ヒロシマ
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1946年8月31日アメリカの雑誌「ニューヨーカー」はほぼ全部のページを使って、ジョン・ハーシーの書いた「HIROSHIMA」を掲載し、30万部が一日で売り切れた。 当時のアメリカでは原爆が新型爆弾であり、その驚異的な威力によって戦争が終わったという事は知られていたが、被爆による...
1946年8月31日アメリカの雑誌「ニューヨーカー」はほぼ全部のページを使って、ジョン・ハーシーの書いた「HIROSHIMA」を掲載し、30万部が一日で売り切れた。 当時のアメリカでは原爆が新型爆弾であり、その驚異的な威力によって戦争が終わったという事は知られていたが、被爆による後遺症(原爆症)は秘密にされ、一切ないとされていたため、ジョン・ハーシーの伝える原爆の惨禍を生き残った6名の男女の物語はアメリカの読者に大きな衝撃を以って受け止められた。 原爆投下直後から始まったGHQによる原爆についての報道規制とアメリカ政府による被爆の後遺症に関する隠蔽を避けて、被爆の真実を初めて公の場に晒したのがジョン・ハーシーの記事だったのだ。 被爆地としての広島が「ヒロシマ」とカタカナ表記されるようになったのも、この記事の邦訳のタイトルによるものだと聞いたことがある。そのくらいこの本はヒロシマを語るうえでの基本的な記録だ。 この本には、その記事の取材から29年後の1985年に6名の被爆者の「その後」を伝えた記事も収録されている。 もう10年以上前、広島と長崎の原爆についての本を読み始めた頃に読んだ中の一冊だが、今回そのジョン・ハーシーがいかにしてこの記事を書けたのか?と言う事を取材した「ヒロシマを暴いた男」を読むにあたって再読した。 改めて、ヒロシマを伝える本は数多ある中で、本書がお手本になっているし、欠かす事のできない作品だと感じた。
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終戦から一年もたたないときに行われた広島の被爆者へのインタビューに、その後のインタビュー対象者を追った記録を加えた増補版。 状況がものすごすぎて、伝えるとか思想とかそんなこと考えていられない時点であるがゆえに淡々と語られていく「その時」の状況が圧巻。 激烈な被害ですべてが変わっ...
終戦から一年もたたないときに行われた広島の被爆者へのインタビューに、その後のインタビュー対象者を追った記録を加えた増補版。 状況がものすごすぎて、伝えるとか思想とかそんなこと考えていられない時点であるがゆえに淡々と語られていく「その時」の状況が圧巻。 激烈な被害ですべてが変わってしまった被爆直後よりも、その後の変遷に無常を感じる。 アメリカへ渡って、手術直後なのに包帯ぐるぐる巻きのまま市中引き回しで見せびらかされる善意の象徴・広島乙女がかわいそうすぎて怒りを覚える。 他にも色々私の主義主張と合わない言動の人がいるんだけど、そこで嫌だと感じるのは「きれいな被害者」を求めてしまっているってことなんだろうか。 新たに訳された増補部分じゃない、古い訳のリズムが一定しない。二人で書いたからか?昔風の無神経さがところどころ癇に障る。 ハワード・ジンの「爆撃」で触れられていた本(だったはず)
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