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日本社会で生きるということ 朝日文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 朝日新聞社/ |
発売年月日 | 2003/03/28 |
JAN | 9784022614032 |
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日本社会で生きるということ
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世間問題について、差別について色々と考えさせられた。差別とはする側とされる側に分かれる問題ではなく、世間というものにどう自己を位置付けるかということである。 世間に対して、つねに見られているという非対称性の関係しか持つことができないことが、そもそも「個人」を「適応者」あるいは「...
世間問題について、差別について色々と考えさせられた。差別とはする側とされる側に分かれる問題ではなく、世間というものにどう自己を位置付けるかということである。 世間に対して、つねに見られているという非対称性の関係しか持つことができないことが、そもそも「個人」を「適応者」あるいは「不適応者」として疎外するはたらきとなる。 こう言えば問題だろうか。「適応者」も「不適応者」も個人としては存在しない、どちらも「個人」の部分である。つまり差別する側も差別される側も、個人と適応者の間ほどは隔絶されない構造がある。
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西洋中世史の研究者で、『「世間」とは何か』(講談社現代新書)で西洋の個人主義に基づく「社会」とは異なるこの国の「世間」の構造に切り込んだ著者の講演を収録しています。 著者はけっして、「世間」への囚われから脱して西洋的な個人主義へと向かわなければならないという主張をしているのでは...
西洋中世史の研究者で、『「世間」とは何か』(講談社現代新書)で西洋の個人主義に基づく「社会」とは異なるこの国の「世間」の構造に切り込んだ著者の講演を収録しています。 著者はけっして、「世間」への囚われから脱して西洋的な個人主義へと向かわなければならないという主張をしているのではなく、ただわれわれの思考を深いところで規定している「世間」というものに対する自覚を深めなければならないと論じています。 講演に基づいているため、著者の「世間」についての考えかたがわかりやすく説明されています。西洋史のなかで個人主義がどのように成立したのかを解き明かし、また、「世間」という視点からの差別の問題にかんする考察がおこなわれていて、いずれもおもしろく読みました。
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西欧中世史の専門家である著者の 複数の講演内容を書き起こした本。 日本人は大きな「社会」ではなく 厳密には非常に小さい「世間」の中で、 「ホンネ」と「タテマエ」を使い分けながら 生きているのだ――と、再確認。
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