商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 有斐閣/ |
発売年月日 | 2003/05/15 |
JAN | 9784641076709 |
- 書籍
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国際紛争と予防外交
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国際紛争と予防外交
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国際紛争(冷戦後は破綻国家における紛争も含む)を予防するためには国際社会は何ができるのか、歴史的にその対応について平易にまとめた教科書的な本。
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世界中で各国の国内体制原理で争われていたから、大国にとって重要性をもたぬ辺境が失われ、グローバルな内戦という性格を示した。 国際関係のルールについては法の支配、紛争の平和的解決、侵略に対する団結、軍備の削減、管理、平気拡散の防止などが掲げられ冷戦がらみの主要問題は消え、いかにも...
世界中で各国の国内体制原理で争われていたから、大国にとって重要性をもたぬ辺境が失われ、グローバルな内戦という性格を示した。 国際関係のルールについては法の支配、紛争の平和的解決、侵略に対する団結、軍備の削減、管理、平気拡散の防止などが掲げられ冷戦がらみの主要問題は消え、いかにもリベラルな秩序構築の項目がならぶ。 伝統的な国家紛争では国家間の領土の争いの悪化、軍備競争や短期間の大規模な軍の集結、対峙などの状況は予防が行こうの重要な対象である。 予防外交論としてその発動のために指標として挙げられるのは、失業、インフレ、差別、難民など。 破綻国家の場合、予防外交は国家再建なしには終わらない。 国際政治学の根幹は人間社会の政治を2つの次元に分けて処理するという近世ヨーロッパのアイディアに行き着く。この枠組みの原型が帝国が解体し、統一的なキリスト教世界も分裂したあとの近世ヨーロッパの混乱からどう脱却するか、という模索の中で発展したことはよく知られている。
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