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帝国の視線 博覧会と異文化表象
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帝国の視線 博覧会と異文化表象

松田京子(著者)

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帝国の視線 博覧会と異文化表象

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 吉川弘文館/
発売年月日 2003/11/01
JAN 9784642037570

帝国の視線

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2026/06/09

琉球人骨について調べる上で衝撃を受けた第五回内国勧業博覧会を詳しく知りたくて。 他者を見下さなければ成り立たない帝国主義のグロテスクさ。日本帝国時代特有のものかと言えばそうとは言えないと思う。 空襲や原爆の悲劇を語り継ぐのも大切だが「された事」だけでなく「した事」にも向き合わなけ...

琉球人骨について調べる上で衝撃を受けた第五回内国勧業博覧会を詳しく知りたくて。 他者を見下さなければ成り立たない帝国主義のグロテスクさ。日本帝国時代特有のものかと言えばそうとは言えないと思う。 空襲や原爆の悲劇を語り継ぐのも大切だが「された事」だけでなく「した事」にも向き合わなければならない。 台湾館の一般出品物における第五部〜第七部(本来、工業館に展示されるべき部門)の相対的な「貧相さ」そして第八部(機械館に展示されるべき部門の「欠落」は、台湾を「遅れた」土地として表象してしまうという構造にあったのである。 その疑似居住空間は、博覧会案内記や雑誌などで再表象されるときには、「寝所《若くば亜片家)複言くの他管同庁の出品といふ」というように、アベンと結びつけられて語り出される傾向がある。総督府出品物のなかには、「同比眼食ノ図」などアヘンに関するものも複数あり、アヘンの吸引が台湾の風俗として印象づけられても不思議ではない構成を、総督府出品物は持っていた。つまりその一室に足を踏み入れれば、「遅れた」台湾の「土人」がアヘンを吸う情景を、「台湾の日常」として認識してしまいかねないような形で、展示が行われたのである

Posted by ブクログ

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