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忠臣蔵の経営学 大石内蔵助と赤穂藩“倒産
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忠臣蔵の経営学 大石内蔵助と赤穂藩“倒産" 人物文庫

童門冬二(著者)

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忠臣蔵の経営学 大石内蔵助と赤穂藩“倒産

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 学陽書房/
発売年月日 2003/12/22
JAN 9784313751712

忠臣蔵の経営学

¥770

商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2010/05/28

忠臣蔵は「大名の倒産…

忠臣蔵は「大名の倒産事件」である、という新しい視点からみた本。

文庫OFF

2020/05/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本では、大石内蔵助の討ち入りまでの下準備を丁寧に描写している。 歴史を題材にしているが、ビジネス書として読み込む価値は大いにあり、相手の利益になりえるか分析し判断すること、宣伝活動によって自分たちの行動を正当化させること、が大きな勉強になった。 というのも、当時の幕府は朱子学を奨励しており、上司がポンコツ野郎でも部下はその上司のために尽くすというマインドコントロールを推進していた。それの具体例となるエピソードを創出することによって、幕府側、主に柳沢吉保も討ち入りを黙認、支援する形に持っていくことに成功している。 また、城の明け渡し、藩札の対応などから自分たちの誠実さ、対応の迅速性を見せることで世論を味方につけることに成功させている。 結果として、歴史上の結末となったものの、現代社会においても営業やコミュニケーションの基本となるところに共通していると感じた。 個人的には童門先生の著書は要点を箇条書きにして丁寧に説明してくれるため非常に読みやすく感じる。

Posted by ブクログ