商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/筑摩書房 |
発売年月日 | 2003/11/05 |
JAN | 9784480803733 |
- 書籍
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辰巳屋疑獄
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辰巳屋疑獄
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商品レビュー
3.7
4件のお客様レビュー
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大坂商家の跡目争い。 贈収賄の応酬で、縺れに縺れた混乱を持ち込まれた江戸奉行の「ア然」な様がオカシイ。最早この時代、大坂は異国。。。「便宜を図って貰ったお礼に金子を包んで何が悪いんじゃ??」って本気で悩む元助が哀れ。そう、万人が同じルールで暮らす世界ってのは、本当にごくごく最近のものなのだ。 大岡越前守以下、なんとか踏ん張って腐敗を裁こうとしているところへ、最後は京の朝廷からの横槍。あらら〜。 太平の世で正義を貫くのは大変なのだー。
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徳川吉宗が八代将軍の位についた享保の時代。大坂の炭問屋辰巳屋に丁稚奉公をすることになった農家の次男坊茂吉改め元助が、強面の番頭・宗兵衛の引き立てで、後に同業の木津屋養子に行く辰巳屋三男坊茂兵衛こと吉兵衛につくように指示されたことから、辰巳屋本家と吉兵衛のお家争いに巻き込まれていく…。大坂同心・与力等の役人に商家からの賄賂が、江戸の奉行所・老中までも巻き込む騒動となり大きな波紋を起こす。贈る側に罪意識がなく簡単に白状した為、武家が死罪となる。丁稚の目を通してみた豪商辰巳屋のお家争い、流れに逆らえず。
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当時の大坂の商家について、よく描かれています。 ただ、恐らく著者の方が調べた事を悉く作品につぎ込みたかったのでしょう、その辺のところが解説めいてしまっている箇所が少々読みにくいかも・・
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