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夜中に犬に起こった奇妙な事件 ハリネズミの本箱
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夜中に犬に起こった奇妙な事件 ハリネズミの本箱

マーク・ハッドン(著者), 小尾芙佐(訳者)

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夜中に犬に起こった奇妙な事件 ハリネズミの本箱

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 2003/06/30
JAN 9784152500090

夜中に犬に起こった奇妙な事件

¥1,870

商品レビュー

3.7

18件のお客様レビュー

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2023/03/05

アスペルガー症候群のクリストファーの一人称で描かれる本書で自閉症を疑似体験した様な感覚。好きか嫌いかにかかわらず、読むべき本。

Posted by ブクログ

2018/11/11

ずっとずっと探していた本。タイトルだけ覚えていて実物を見たこともなかったので「ほんとは出版されていないのか、極僅かしか売られてないのでは?」なんて諦めてた。 クリストファーが理解できない言葉や表現は使われていないところが私にもとても読み易かった。正直なところたくさんの本を読んでい...

ずっとずっと探していた本。タイトルだけ覚えていて実物を見たこともなかったので「ほんとは出版されていないのか、極僅かしか売られてないのでは?」なんて諦めてた。 クリストファーが理解できない言葉や表現は使われていないところが私にもとても読み易かった。正直なところたくさんの本を読んでいても「???」な表現はたくさんある。確かに「解る人には解れば良い。解らないなら解らなくてよい」的な文章を混ぜた方が玄人ウケするのかも知れないけど、伝わらなくちゃ文じゃないってことを改めて感じた。 また、情報の取捨選択が苦手なクリストファーはたくさんの情報が溢れている場所を嫌うとあるけど、ノーマルと言われている私たちは本当に取捨選択を正確に行えているのだろうか?今見えているもの、今聞いていることが必要な全てなんだろうか?必要以上の情報を撒き散らしているのも、言葉や動作だけでは伝わらない情報も全て人間が作り出したもので、それらを発信している人でさえその情報の真意を間違えたり持て余したりしているのでは? 情報を得るためだけに必要以上のエネルギーを使用することになった私たちの方こそノーマルから遠ざかっているんじゃないかと思った。

Posted by ブクログ

2017/04/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

V6の森田剛さんが舞台に出演、その原作、というきっかけで読む。 父親と二人で暮らしている、自閉症の少年、クリストファー。 ある日、近所の犬が死んでいるところを見つける。 殺したのは誰なんだ? 過程を本にまとめながら犯人を見つけるための冒険が始まった。 自閉症ながら数学などの問題に関しては天才的な才能を持つ少年、クリストファー。 とても、純粋な彼の冒険。 犬を殺した犯人を見つけるべく奔走する。 父親はそれに対して良い顔をしない、そういった障害もありつつ、真相に迫っていくクリストファー。 それとあわせて、家族の問題に関する真相にも迫ってしまう。 クリストファーの父親も母親もとっても彼のことを愛している、それが伝わる描写には胸が熱くなりました。 自閉症の彼は抱きしめられることが嫌。 だから代わりに掌を合わせる、それが彼ら家族のハグ。 クリストファーの視点で進む物語はいつもの自分の視点とは少し違う感じが興味深い。 彼の方が色々と思慮深い。 たくさんのことを目まぐるしく考えている。 彼が一生懸命つかんだ答え、物語の終着。 一緒にハラハラし、勝手に心配し…読み終わって、ふぅと満足のため息が出る。

Posted by ブクログ

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