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中世の天皇観 日本史リブレット22
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 山川出版社/ |
| 発売年月日 | 2003/01/25 |
| JAN | 9784634542204 |
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中世の天皇観
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中世の天皇観
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
現在天皇に関する有名な言説として「万世一系」という考えが存在する。しかし、中世の日本では「正統」という考えで天皇を捉えるのが一般的であった。これは、天皇に即位した人であればみな平等に尊いと考える「万世一系」に対して、その時代の天皇に繋がる父子一系の天皇のみを尊いものと考え、それ以...
現在天皇に関する有名な言説として「万世一系」という考えが存在する。しかし、中世の日本では「正統」という考えで天皇を捉えるのが一般的であった。これは、天皇に即位した人であればみな平等に尊いと考える「万世一系」に対して、その時代の天皇に繋がる父子一系の天皇のみを尊いものと考え、それ以外の天皇を枝葉と捉えるものの見方であった。 本書では、こうした考えがどのように中世の皇位継承に影響を与えていたのかについて論説しています。
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中世の天皇や貴族が共有した「正統」(しょうとう)という考え方について理解できた。 さらに、皇位については神意によって定まるという意味での神国思想が影響力を持っていたことも初めて知った。 承久の乱の際、大江広元が後鳥羽上皇との対決を主張した背景には神国思想があったこと、また幕府...
中世の天皇や貴族が共有した「正統」(しょうとう)という考え方について理解できた。 さらに、皇位については神意によって定まるという意味での神国思想が影響力を持っていたことも初めて知った。 承久の乱の際、大江広元が後鳥羽上皇との対決を主張した背景には神国思想があったこと、また幕府の御家人にはそれがなかったことが朝廷との衝突を尻込みさせたことにもよく納得がいった。 とても勉強になりました。
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河内祥輔先生は愚管抄と神皇正統記の二つに共通して 記載のある中世人の天皇観を解き明かす(´・ω・`) 天皇は一本の大木のように今上天皇から神武天皇まで 繋がっている・・・これが正統(しょうとう)だ 継体天皇が幹となれば仁徳~武烈天皇は傍流となる 光仁天皇の時は天武~称徳 光孝天...
河内祥輔先生は愚管抄と神皇正統記の二つに共通して 記載のある中世人の天皇観を解き明かす(´・ω・`) 天皇は一本の大木のように今上天皇から神武天皇まで 繋がっている・・・これが正統(しょうとう)だ 継体天皇が幹となれば仁徳~武烈天皇は傍流となる 光仁天皇の時は天武~称徳 光孝天皇の時は文徳~陽成 これが中世人共通の天皇への尊崇の意識となるために 両統迭立の場合は今現在の「幹」がいない状態となる ため天皇の権威もダダ下がりとなる理屈である この三例は臣下(この場合は摂関家等と考えた)より 天皇に不都合なケースを修正したことが重要視されて 殺人陽成天皇は悪王だから藤原摂関家が廃し奉り新た に光仁天皇を立てたことが重要である 悪王は変える事が臣下のなすべきことなので、後鳥羽 上皇の様に「摂家将軍を無くそうとする悪王」は九条 家(頼経)の手で主上御謀反のもと承久の乱を正当化 中世人はこういう風に考えていないと思う(愚説)
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