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敗者から見た明治維新 松平容保と新選組
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本放送出版協会 |
発売年月日 | 2003/11/25 |
JAN | 9784140808214 |
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敗者から見た明治維新
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敗者から見た明治維新
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
最後の会津藩主・松平容保と新撰組を中心に敗者からの視点で明治維新をやや過激な論調で語っている。 一番の特徴として、薩長を中心とした倒幕派の下級武士達のことを「尊皇攘夷を口実に騒乱を起こして世の中を転覆させた」という見方で書かれている。そのためか、会津藩の人々とその精神性に対する...
最後の会津藩主・松平容保と新撰組を中心に敗者からの視点で明治維新をやや過激な論調で語っている。 一番の特徴として、薩長を中心とした倒幕派の下級武士達のことを「尊皇攘夷を口実に騒乱を起こして世の中を転覆させた」という見方で書かれている。そのためか、会津藩の人々とその精神性に対する礼賛と同情に満ちている。 数々のドラマや小説などでこの時代のことは描かれている。新撰組や明治政府、幕府の面々についてはそれぞれの作品で「誰を主役にするか」によってだいぶ描かれ方が変わる。本書もそのうちのひとつだ。だが会津藩の悲劇については悪く描かれた作品はないのかもしれない。 特定の視点ではなく、ドキュメンタリーとして各々の視点を中立に描いたらどうなるのかという興味が湧いてくる。
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いわゆる幕末と呼ばれる時代を会津藩や新選組の視点から辿っており、非常に興味深い。真偽のほどはともかくも、歴史がいかに恣意的であるか描かれている。 2012/1/24
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もともと学校で習う文部省検定による明治維新の部分が分かりにくく、人生も終盤に近づいてくれば、そこに胡散臭さを感じ、真実はどうだったのだろうという思いが強くなる。そこでこの本に出会い、もともと義に殉じた会津藩への想いが強かったこともあり、非常に面白く読み終わった。 勝てば官軍、負け...
もともと学校で習う文部省検定による明治維新の部分が分かりにくく、人生も終盤に近づいてくれば、そこに胡散臭さを感じ、真実はどうだったのだろうという思いが強くなる。そこでこの本に出会い、もともと義に殉じた会津藩への想いが強かったこともあり、非常に面白く読み終わった。 勝てば官軍、負ければ賊軍は、今でも日常的に身の回りで起きていることであり、そこで自分の生き方を守るか変節するかは本人の価値観の世界。自分としては会津藩にその究極を見ていたのだが、負けたあとの死体放置や下北への移封は不勉強で全く知らず、読みながら涙が出てしまった。 最後の章で、明治に名を成した会津人のエピソードに救われると共に、日本人として守るべき生き方を見る気がした。
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