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トリニティ・ブラッド Reborn on the Mars(6)
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トリニティ・ブラッド Reborn on the Mars(6)
¥649
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商品レビュー
4
12件のお客様レビュー
本編の最終巻。読めば…
本編の最終巻。読めば読むほど、この作者には生きていて欲しいと思った。作者に思いを馳せながら、物語の終焉をとくと見よ。
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アベル神父の衝撃的な…
アベル神父の衝撃的な死から、立ち上がらなければならなかったエステルは、アルビオン国の女王に!!作者がなくなってしまったので、この本でラストだが、すごく気になる終わり方・・・その後のカテリーナの病気はどうなったのか?とか、アベルの兄カインとの戦いは?とか。でも、面白いシリーズです。
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初めてこれを読んでいたときは、まさかこれがROMシリーズの最終巻になってしまうだなんて想像もしていなかったから、せっかちな気持ちで読み終えたように思います。 今回は、もうROMもここまで来てしまった、これ以上はもうないんだと思っているからこそ、すべてのエピソードやキャラクターの...
初めてこれを読んでいたときは、まさかこれがROMシリーズの最終巻になってしまうだなんて想像もしていなかったから、せっかちな気持ちで読み終えたように思います。 今回は、もうROMもここまで来てしまった、これ以上はもうないんだと思っているからこそ、すべてのエピソードやキャラクターの背景が悲しくて悲しくて、全然関係のないシーンで何度も泣きそうになりました。 ワーズワース博士の空飛ぶセダンは、ここでもうお終いなのか。イクス神父がここから回復するところは見られないのか。アレッサンドロの成長は、ここまでなのか。ペテロがまたハッスルハッスルしてくれるのは、もう見られないのか。 中でも、冒頭のカテリーナ様のシーンは、初めて読んだ当時も悲しかったけれど、作者の吉田直さんの気持ちを代弁しているのかと思うと、本当に胸が締め付けられるようで。 それぞれの戦場があって、それぞれの戦い方があるというエステルの言葉も、昔はピンとこなかったように思います。今なら、肉体的にそばにいない、でも精神的に寄り添う戦場を自ら選んだ彼女の決断は、作中でも彼女自身が言っている通り、これまでに彼女に影響を及ぼしてきたすべてのひとたちの気持ちを背負い切って下したものなのだと分かるから、それもまた切なくて美しくて、悲しいです。 二度と彼らの戦いの結末を読むことは叶いませんが、でも、彼らの存在は永遠にこのシリーズの中に閉じ込められて生き続け、風や石や水のようにただ存在するだけでなく、不安定ながらも生きていってくれるのだと思うと、やっぱり嬉しくも悲しいです。 二度目のROMシリーズ読了は、ブラザーペテロが全部持っていった気がします。あの人、あんなに可愛かったかしら?
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