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ビジュアル版 脳と意識の地形図(2) 脳と心の地形図 脳と心の地形図2

リタカーター(著者), 藤井留美(訳者), 養老孟司

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¥2,640

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房/
発売年月日 2003/12/06
JAN 9784562037100

ビジュアル版 脳と意識の地形図(2)

¥2,640

商品レビュー

3.8

4件のお客様レビュー

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2014/06/13

なかなか定職につけず思い悩んでいた頃に意識なんてものがあるからこんなに苦しく悲しい思いをするんだと心底、意識を恨んだことがあった。それから5、6年経って今ではもう意識に対する恨みも和らいでいる。こんな了見の狭いわたしでも、なにかを許すということができるのかもしれない。 意識とは...

なかなか定職につけず思い悩んでいた頃に意識なんてものがあるからこんなに苦しく悲しい思いをするんだと心底、意識を恨んだことがあった。それから5、6年経って今ではもう意識に対する恨みも和らいでいる。こんな了見の狭いわたしでも、なにかを許すということができるのかもしれない。 意識とは何かについて西洋の人がどのように考えるかがよく分かる本だと監修された養老先生がまえがきに書かれている。なるほどそうなのだろうと思う。それにしても西洋の方々はよく考え詰められるものだと感心する。わたしにはとてもそんな根性はない。考え始めてみてもすぐに音を上げて別のことを考えてしまいそうである。普通の人は一定時間以上は一つのことに集中することができないそうだから、わたしもまぁ普通の人であるようだ。 ともかくわたしの意識はわたしの脳が神経細胞を発火させたり神経伝達物質を出したりしてできてるもののようである。物質から意識が生まれているのは間違いがないようだ。意識というとまぁ個々のちっぽけなもののような感じがするがこれを精神という言葉に置き換えるとちょうど物質と対立させることができるようなものになる。だから、どうやって物質から精神が生まれるのか?という大問題にもなるらしい。 まぁわたしの個人的な苦しみは以前ほどではなくなったので、今となっては意識なんてどうでもいいといえばどうでも良くなったのではあるが、やはりいろいろ知っておくと便利なこともあるから読んでよかった。特に意識が物質から生まれると感じると「なぁ~んだそうなのか…」と不思議と気が楽になるのである。例えば怒りっぽい性格も扁桃体が恐怖に際して攻撃性を選択していてそれは意識的にどうこうするのは脳の構造上かなり困難であるということがわかるとまぁ自分の欠点に諦めもつきやすい。 あたりまえだけど意識が変わっても世界は変わらない。世界の見え方が変わるだけである。実質のある世界の変化を求めるならば意識を行動という身体の運動に変えて世界に働きかけなければいけないなぁということを思った。だから、もちろん「走って逃げる」というのも実質世界を変える方法の一つである。 Mahalo

Posted by ブクログ

2008/11/20

興味深かった。 主体感覚の発生経緯や視覚や身体感覚における予測の反映など知らなかった知識を吸収できた。 でも脳の様々な部位の持つ役割は脳関係の本いくら読んでも相変わらず厳密な区分けは頭に入ってこない。

Posted by ブクログ

2006/09/16

CGによる図が豊富なところが素敵である。 意識は、どこにあるのか? 心は、どこにあるのか? 心理学や脳科学における最大の疑問に答えようとした意欲作。

Posted by ブクログ

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