商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 2003/03/10 |
JAN | 9784167661298 |
- 書籍
- 文庫
壊人
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壊人
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商品レビュー
3
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壊人
文春文庫の“パルプ・ノワール”シリーズの一つだが、ノワールというよりはB級ホラー小説といった雰囲気の作品。
SPONGIEST!
体重四百二十二ポンド超、身長六フィート七インチの巨躯、IQ測定不能の天才、凄惨な幼児虐待を受けた無差別の殺人機械、被害者総数五百人!──「心[ハート]なき殺人者」ダニエル・エドワード・フラワーズ・バンコフスキーというグロテスクな怪物の創造と、情け容赦を知らない殺戮シーンの描写(...
体重四百二十二ポンド超、身長六フィート七インチの巨躯、IQ測定不能の天才、凄惨な幼児虐待を受けた無差別の殺人機械、被害者総数五百人!──「心[ハート]なき殺人者」ダニエル・エドワード・フラワーズ・バンコフスキーというグロテスクな怪物の創造と、情け容赦を知らない殺戮シーンの描写(ほんとうなら胸糞が悪くなるはずなのに、まるでモダンアートの制作現場に立ち会ったような感じ)がこの作品の、すべてとは言わないまでも魅力の大半で、あとは、イーディ(バンコフスキーに夫を殺戮された未亡人)とアイコード(バンコフスキーを追う捜査官)のぎこちない性愛の経緯と、バンコフスキー対アイコードの最後の対決が読みどころ。 表紙に惹かれて買いました。ただ読みすすめる内にバンコフスキーのイメージが表紙のイメージと違って違和感を感じたました。 イーディとアイコードの安っぽい恋愛がとってつけたようで違和感ありあり。最後の暴走族との対決やベトナムでの経験はどっかんどっかん内臓が飛び出て楽しめました。安っぽいけど充分に暇つぶしになる1冊です。
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