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第二次大戦とは何だったのか? 戦争の世紀とその指導者たち
1,980円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 2003/03/25 |
JAN | 9784480857736 |
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第二次大戦とは何だったのか?
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「人種」という「差異」の意識は、「人間」という「同一性」の登場とともにあらわれた。 蒋介石、ド・ゴール、ルーズベルト、スターリン、チャーチル、ムッソリーニ、ヒトラー、そして東条英機。第二次世界大戦時の各国指導者の思惑や行動を書いて、最後に少し著者の歴史観。そしてがらっと変わ...
「人種」という「差異」の意識は、「人間」という「同一性」の登場とともにあらわれた。 蒋介石、ド・ゴール、ルーズベルト、スターリン、チャーチル、ムッソリーニ、ヒトラー、そして東条英機。第二次世界大戦時の各国指導者の思惑や行動を書いて、最後に少し著者の歴史観。そしてがらっと変わって人種についての話。 そういえば、「あの戦争を決して忘れてはいけない」みたいなのはテレビでよく聞くけれど、それは戦争の悲惨さに対しての感情的な戒めであって、裏を返せば日本では第二次世界大戦を感情的な面でしか捉えていないことでもある。 戦争を放棄した日本においては、「恒久平和」と「国家」が同一視されていて、国家を維持するためのプロモーションとして第二次世界対戦が利用されているような気がする。だから第一次世界大戦は大して重要視されていない。社会に出てから第一次世界大戦という言葉を何回聞いただろうか、偉い人たちは向こうの話だから関係ないと思っているのだ。 歴史は教え、学ばれるものであって、当然大戦も学問の一部として伝えられなければならない。そこを感情論一点張りで押すから日本の自虐史観をどうのこうのと言われるのだ。思っているより世界は広い。島国の僕たちには窺い知れないくらいに世界はイロイロで興味深い。学問として興味を惹くように伝えればいいのだ。そして興味と共に知った限り、決して忘れ去られることはないのだ。
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