風の踊り子 二見文庫ロマンス・コレクション

アイリス・ジョハンセン(著者), 酒井裕美(訳者)

• 販売会社／発売会社: 二見書房/
• 発売年月日: 2003/09/25
• JAN: 9784576031576

商品レビュー

2010/05/28

ウィンドダンサー3部…

[文庫ＯＦＦ]

ウィンドダンサー3部作で、一番最後に出版されてますが時系列でいくと最初の物語。奴隷のサンチアはスリの腕を見込まれ、宝物の在り処が隠されているウィンドダンサーを盗むために貴族のリオンと行動を共にすることになる。容姿も並外れて素晴らしく、行動力もあるかっこいいリオンとの身分違いの恋に悩みながら、ウィンドダンサーを巡る人々と謎に翻弄されていくサンチア。そこらへんにあるロマンチックサスペンスとは格が違います。あと、この作家はラブシーンがうまい！登場人物の欲望がびしばし伝わってきます♪

2010/05/28

16世紀ルネッサンス…

[文庫ＯＦＦ]

16世紀ルネッサンス、イタリア。ウインド・ダンサー三部作の三作目で一番古いエピソード。奴隷の娘サンチアは主人から与えられる仕事に加えて、街でスリをして幼い孤児を養っていた。豪族リオンは黄金の彫像奪還の為、スリの腕前を利用すべくサンチアを買い取る。過酷で波乱万丈な運命がサンチアに待ち受けていた。

2010/05/28

ウィンドダンサー三部…

[文庫ＯＦＦ]

ウィンドダンサー三部作完結編。奴隷のサンチアはスリの腕前を見込まれ、一人の豪族リオンに身を買われる。その目的は彼の一族の秘宝、盗まれたウィンドダンサーを取り返すことであった。今回のヒロインは奴隷という身分といい、ふりかかる悲劇といい、かなり厳しいものがあって読んでいて辛い所があった。その為、そんなサンチアに惹かれながらも利用するリオンは、魅力的な人物ながら、少々憎らしく感じられたので減点。