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妖説太閤記(下) 講談社文庫
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妖説太閤記(下) 講談社文庫

山田風太郎(著者)

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妖説太閤記(下) 講談社文庫

806

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2003/11/15
JAN 9784062738965

妖説太閤記(下)

¥806

商品レビュー

4.6

8件のお客様レビュー

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2010/05/28

天下人となった秀吉が…

天下人となった秀吉が自分の欲望に正直でなくなったとき、歯車が狂いはじめる。モームのいうように、汝の欲することを為せということか。

文庫OFF

2021/08/03

2021年7月31日読了。信長の死後、三法師擁立・柴田勝家の征伐・家康とのにらみ合いを経て太閤となり、朝鮮征伐に向け挙兵する秀吉の野心とその衰えとは。風太郎太閤記の下巻、揺るがせない史実に沿って流れる物語に、秀吉に遺恨を持つ石川五右衛門が活動し、市姫をめぐる秀吉の情念があり、軍師...

2021年7月31日読了。信長の死後、三法師擁立・柴田勝家の征伐・家康とのにらみ合いを経て太閤となり、朝鮮征伐に向け挙兵する秀吉の野心とその衰えとは。風太郎太閤記の下巻、揺るがせない史実に沿って流れる物語に、秀吉に遺恨を持つ石川五右衛門が活動し、市姫をめぐる秀吉の情念があり、軍師として暗躍した官兵衛の退潮と秀吉自身の老化あり、とともかくめっぽう面白いストーリーで、ふかすホラのスケールも物々しく大きく大変おもしろく読んだ。山田風太郎氏の最高傑作にも数えられる作品ということに納得。読んでみると、晩年の秀吉の狂態は、暴走する市姫への思慕と女性へのコンプレックス、老いて後の嫡子鶴松・秀頼への妄執と人望のない自分への恐怖からきたもの、としか考えられないような気もしてくる…。関ケ原から大阪夏冬の陣と、お話はここから面白くなってくるのだが秀吉没を持って終わってしまうこの物語、もっと続きを読みたくなってしまう。

Posted by ブクログ

2018/05/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読。 とんでも忍術対決ものを期待していただけにちょいがっかり。 戦描写もなく淡々と秀吉の所業を書き連ねるだけ、特に「畜生塚」の章の延々と辞世の句と側女たちのプロフィールが続いたのには思わず斜め読み。 変な期待せずに歴史物として読めばよかったと後悔。

Posted by ブクログ

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