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国家論大綱(第1巻 下)
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国家論大綱(第1巻 下)

滝村隆一(著者)

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国家論大綱(第1巻 下)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁草書房/
発売年月日 2003/07/10
JAN 9784326301492

国家論大綱(第1巻 下)

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2006/01/11

国家論の下に当たる大部な著作。軍事的には、日本は米国の占領下<的>にな情態にある。圧倒的な米国の「世界支配力」がある現状と戦争放棄の記述がある憲法を持つ日本の国家意志の下では、半占領下にあることは現実な選択でもあるのだろう。これが、「独立」の道を選択するとすると、尚一層の軍事力と...

国家論の下に当たる大部な著作。軍事的には、日本は米国の占領下<的>にな情態にある。圧倒的な米国の「世界支配力」がある現状と戦争放棄の記述がある憲法を持つ日本の国家意志の下では、半占領下にあることは現実な選択でもあるのだろう。これが、「独立」の道を選択するとすると、尚一層の軍事力と国家のイデオロギー的形成が必要となり、戦時への道を突き進む可能性すらもつことになるだろう。といって憲法の改正が、この独立の視野を持ってなされる方向にあるとは思えないのも、悲劇的な情態である。中国の台頭は、脅威であるかどうか計り知れないが、自衛軍の明記は、憲法の改正に盛り込まれる。どこからの自衛かといえば、中国の軍事に対するものである。もしこれが米国との対応も旨とするものであれば、米国との安全保障は、双務契約としなければならなくなる。■うーん難しい。この項、再考中。滝村も、新書版二冊程度の現状論書いてくれんかいなぁ。こんな分厚なものでは、読むのに難儀だわ。それもマルクス主義の本義を伝達するためにも、必要なことだろう。

Posted by ブクログ

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